サッカー選手のもう一つの顔とも言えるのが背番号ですよね。
近年は番号固定制が当たり前になったために、この選手と言ったら何番!みたいなイメージもあるかと思います。
となると…その番号の意味というのも気になるところですよね。
今回はそんな背番号の意味を紹介したいと思います。
他にもこの番号を代表する有名な選手も紹介しますよ。
ということで今回は背番号11番編です!
Contents
サッカーの背番号11番の意味とは?
サッカーの背番号の意味・決め方を簡単に紹介
サッカーの背番号というのは、決して適当に決めているものではありません。
古くはポジションごとに番号が割り当てられており、番号を見れば役割がなんとなくわかる…といったものでした。
(元来の各ポジションの番号は、上記の図を参照)
近年は結構好きに番号を付けるようになってきた印象もありますが、現在でもこのポジションに由来した番号の付け方を見て取ることが出来ますよ。
フォーメーションと言いますか、戦術の発展の違いで国ごとに微妙に番号の意味が異なるのも面白いところ。
この辺りは非常に深いので、下記の記事で詳しく紹介しています。
背番号11の意味とは?
では、11番の意味とはいったい何なのか?
どこのポジションで何を象徴する番号なのかというと、こんな感じです。
・(左)サイドアタッカー
・ストライカー
一言でタイプを説明すると、スピードとテクニックのある攻撃的な選手が付けることが多いと言えるでしょう。
イングランドやオランダ、スペイン等が左サイドアタッカーにこの番号の選手が多い傾向があります。
イタリアやドイツ、ブラジルやアルゼンチン等では2トップの1人で、どちらかと言うとセカンドトップタイプが付けることが多いです。
この理由は上記で紹介した別記事で詳しく説明していますよ。
どちらのスタイルであっても、スピードがあり積極的に攻撃参加する選手…ということになりますね。
サッカーの背番号11番の有名選手を紹介!
背番号11の代表的な選手といったら誰か。
なるべく時代が偏らずに…広く取りたいので「この選手がいない!」とかがあるかもしれませんが…ご了承下さい。
プレースタイルが2つありますので、せっかくですから両方を紹介しましょう。
左サイドアタッカータイプ
まずは左サイドアタッカータイプ。
ガレス・ベイル
アリエン・ロッベン
ライアン・ギグス
ベイルは両サイドプレー出来ますが、本来は左ウイングの選手ですよね。
ロッベンはオランダ代表では左ウィンガー。
レアル時代も左ウィンガーとしてプレーし、バイエルンでは左右のサイドハーフを務めています。
ちなみにバイエルンでは10番ですが、これはドイツでは10番が左サイドハーフだから…かもしれません。
11番はフォワードの番号で、ロッベン移籍前にはポドルスキが。
移籍の年にはイヴィツァ・オリッチが付けています。
まぁバイエルンでは利き足と逆の右サイドに配置され、左に7番(右サイドハーフの番号)のリベリーでしたが…。
ライアン・ギグスは1990年・2000年代のマンチェスター・ユナイテッドの象徴とも言える左ウィンガー。
スピードとテクニックを武器にしたアタッカーでしたね。
ストライカータイプ
そしてストライカータイプ。
三浦知良
アルベルト・ジラルディーノ
ロマーリオ
そして日本を代表するキングカズこと、三浦知良選手。
11番に強いこだわりを持つ選手として有名ですよね。
現在では(というかJリーグや日本代表では)2トップの1角としてプレーすることが多く、ストライカータイプに分類しました。
しかし恐らくルーツを辿ると、11番はブラジル時代の左ウィングと思われます。
当時の1980年代、4-3-3が多かったブラジルでは11番は左ウィングの番号。
ブラジル時代のカズはスピードとテクニックを活かしたウィンガーでした。
そしてアルベルト・ジラルディーノですが…恐らく彼は9番が欲しかったタイプではないでしょうかね?
しかしイタリア代表では当時のエースはルカ・トーニ。
パルマ時代はアドリアーノ、ミラン時代はインザーギが9番を背負っていたために、もう一つのフォワードの番号である11番を選択。
そしてそれが定着してしまった…かと。
そして現在ブラジルで政治家をしているロマーリオ。
11番を背負ってエース級の得点能力を見せつけた選手でしたね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
11番は左サイドアタッカーや、センターフォワードの番号
スピードとテクニックに優れたタイプの選手が多い
ストライカータイプではパワー系の選手も
国によって違いはあるものの、背番号はポジションに由来したものが多いです。
そのため、やはり似たタイプの選手と言いますか…イメージや特徴が近い選手が多くなるのが面白いところですよね。