サッカーの背番号はうまい順?実はポジション由来で深い意味があった!

サッカー選手のもう一つの顔とも言えるのが背番号。

この背番号はいったいどのような順番で割り振られているのでしょうか?

1番からうまい順に付けるとか…はたまた逆に11番からうまい順に付けている…?

10番=エースみたいなイメージもありますし、番号に強い順みたいなものがある…?

こんな疑問を思ったことがある方って多いハズ!

今回はそんな背番号の決め方を紹介します。

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サッカーの背番号はうまい順?強い番号や良い番号ってあるの?

サッカーの背番号ですが、結論を先に言ってしまうとうまい順になっているわけではありません。

例えば上手い選手から1、2、3…と付けている、わけではないんです。

更に言うと、1番上手い選手が10番、2番目に上手い選手は7番、3番目に上手い選手は11番…みたいな付け方をしているわけでもありません。

誤解を恐れず言ってしまうと、背番号に優劣はありませんよ。

ではどうやって背番号を付けているのか?

あくまでも基本的な話と言いますか、傾向的な物ですが…大きく分けてこの3パターンとなっています。

・ポジションに由来

・パーソナルナンバーとして

・過去の選手の影響

もっとも基本となっているのがポジションに由来したものです。

現在では多くの選手の背番号のルーツを追っかけていくと、最終的にここに辿り着くものが多いです。

これはかなり深いですので、後程しっかりと紹介します。

これとは全く関係の無い番号の選び方として、自分のパーソナルナンバー的な使い方をする選手も増えてきています。

例を挙げると誕生日の日付とか、生年月日の西暦下2桁とか。

まずはこちらのパターンを紹介しますが、その前に敢えて背番号をうまい順に並べてみたいと思います。

敢えてうまい順や強い順を選ぶなら

背番号に優劣は無い…と書きましたが、そうは言ってもなんとなくのイメージにうまい順ってありますよね。

代表的にはやっぱり10番。

日本では超有名マンガであるキャプテン翼の翼くんが付けていたことで、少年たちの憧れの番号に!

実世界に目を向けても、メッシ選手やネイマール選手など、上手い選手が付けているイメージが強いでしょう。

上手い…の定義をどうするかにもよりますが、やはり一般的に上手いと言うと技術力がある選手。

ボールの扱いが上手く、テクニック溢れるタイプの選手を想像する方が多いでしょう。

この手の選手はやはり攻撃的な選手が多く攻撃的なミッドフィールダーに多いです。

ポジションに由来した番号は後ほど詳しく紹介しますが…背番号はポジション由来が基本なので、攻撃的なミッドフィールダーが付けることが多い番号10番、11番、7番といったところ。

テクニック溢れるタイプばかりでは無いですが…エースストライカーが付けることが多い9番なんかも、上手い選手が付ける番号というイメージがあるかもしれません。

背番号に優劣はありませんが、敢えて上手い順に並べると(完全に私見ですが)こんな感じでしょうか?

1位・・・10番

2位・・・11番

3位・・・7番

4位・・・9番

5位・・・8番

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パーソナルナンバー的に使っている選手も多い

これは色々なパターンに分けられますが、先ほども少し紹介したように生年月日に関係する数字を使うのが代表的でしょうか?

例えば少し前のサッカーファンならお馴染みの、ロナウジーニョ選手。

ACミラン時代の80番は、1980年生まれだから。

そしてアトレティコ・ミネイロで付けた49番は、ロナウジーニョの母親の生まれ年だそうです。

他には、引退しましたがローマの象徴的な存在だったダニエレ・デ・ロッシ選手。

彼は16番のイメージが強いですが、これは娘さんの誕生日に由来しているそうです。

(他にも、憧れの選手が16番だったから説も)

期待の若手として急成長した頃に、クラブ側が「チームの核となるディフェンシブハーフに育ってほしい」という期待を込めて4番を与えたそうです。

(これがポジション由来の番号ですね)

しかし、わずか1シーズンでパーソナルナンバーである16番に変更してしまいました。

多少違うかもしれませんが…今でもエースナンバーとしているチームがある14番ヨハン・クライフのパーソナルナンバー。

当時は背番号が固定されていないのが一般的な時代でしたので、控え選手の番号である14番というのは異例の番号。

現代でもクライフに憧れて…とか、チームのエースナンバー(理由はクライフ)だからという理由で14番を選ぶ選手も多いです。

1種のパーソナルナンバーと言っても良いかと思いますよ。

数字にこだわって…というのも、これまた1種のパーソナルナンバーと言って良いでしょう。

例えば長友佑都選手は5番にこだわりがあります。

インテルではデヤン・スタンコビッチが5番を付けていたために、5と5を重ねて55番に。

長友佑都選手繋がり…というわけではないですが、アントニオ・カッサーノ選手の99番。

彼の元々のこだわりは18番だったんですよね。

18番が空いていなかった時に、9+9=18という意味99番を選択しています。

とまぁこのような背番号の選び方をする選手も現在は増えてきていますが、今でも次で紹介する元々のポジションに由来した付け方というのが主流です。

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サッカーの背番号はポジションに由来していた!

なんだかんだと現代でも主流なのが、このポジション由来です。

マンチェスター・ユナイテッドのエースナンバーである7番とか、〇〇選手に憧れて…なんてパターンも元を辿るとここに行き着いたり。

サッカーの背番号が導入されたのは、1928年のイギリス…と言われています。

なんでもラグビーの試合で使用されたのをきっかけに、サッカーでも導入したらどうだという話になったとか…。

当時は新しい試みということで賛否両論あったようで、本格的に導入されたのが1939年だそうですね。

この当時の主流とも言えるフォーメーションが、今では考えられない2-3-5というもの。

いわゆるVフォーメーションです。

これを後ろから順に1、2、3と割り振ったのが定着したのが、背番号の発祥です。

実際に図でみると、こんな感じでした。

ここから戦術の発展と共にフォーメーションが変わり、それと共に背番号も移動していくのですが…この発展には国ごとの個性が見られるのが面白いところ。

簡単にそれぞれの違いを紹介しましょう。

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イングランド

サッカー発祥の地とも言われるイングランド。

上記紹介したVフォーメーションの後に、1925年のルール改正によりオフサイドが現在とほぼ同様の形に変更されました。

これに伴い、主流となったのが3-2-5WMフォーメーションと言われる形。

ディフェンスが3枚に増えたことで、真ん中の5番のミッドフィールダー(当時はハーフバックと呼んでいた)がディフェンスラインに加わりました。

そしてフォワードの中2枚(8番と10番)が、少し下がってミッドフィールダーとの間を取り持つ形に。

そして1950年代に入ると、南米を中心に4-2-4のフォーメーションが主流に。

しかし欧州ではこの流れに乗らずに、1960年代頃より4-3-3が主流になります。

6番ディフェンスラインに降りて4枚に。

4番が中央に入り、ディフェンシブハーフになります。

4番にボランチ(ディフェンシブハーフ)の選手が多いのは、この名残と言えるでしょう。

そこから現在でもイングランドでは採用チームが多い、フラットな4-4-2に移行します。

世界的には1980年代前半頃から主流となりますが、イングランドでは一足早く1970年代頃より採用されていますね。

10番が当初のVフォーメーションよろしくフォーワードの位置に戻り4番8番中盤を構成。

ウイング的な位置だった11番7番が少し下がり、サイドハーフと変化します。

こういった形で変化してきたため、ダブルボランチでは守備的な選手4番を、攻撃的な選手8番を付ける傾向にあります。

守備的…とは言い難いですが、代表の4番で有名どころではスティーブン・ジェラード。

代表ではフランク・ランパードとコンビを組んだために、ジェラードが4番でランパードが8番に。

リヴァプールでは8番を付けていましたね。

そして他国とは違い、10番がエースストライカーというのが伝統です。

有名どころではマイケル・オーウェンウェイン・ルーニーでしょうか。

近年は他国同様に10番にトップ下タイプの選手を置くチームも増えてきており…独自性が失われてきている印象もありますね。

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イタリア

イタリアではイングランド同様に1930年代頃より3-2-5のWMフォーメーションが主流に。

その後もイングランド同様に、1960年代に4-3-3が主流になります。

そして守備を重視するイタリアらしく、フォワードを1枚減らしてディフェンスを1枚増やすという考え方が出てきます。

そして、その増やしたディフェンスを余らせるというスイーパーシステムを採用。

イタリアではあまり攻撃参加はしなかった印象がありますが、ドイツのベッケンバウアーにより一般的になったリベロという言葉で表すこともありますね。

代表的なのは6番を付けた、フランコ・バレージでしょうか。

6番が更に1列下がりスイーパーに。

4番ディフェンスラインのセンターに入ります。

8番と7番がスライドし、9番と11番で2トップを形成する1-4-3-2に。

そしてその後、ディフェンスを1枚減らした1-3-3-3へと変化。

これは元々の4-3-3の形から、センターバックだった6番をスイーパーに移動させます。

その後はスイーパーを採用しつつも、よりフラットに近い形になり3バックが主流に。

ストッパー2枚の間にスイーパー1枚を置くような形でした。

しかしスイーパーシステムも廃れ、イングランド同様に4-4-2へと移行していきます。

面白いのがエースストライカーはイングランドとは違い9番に。

10番をいわゆるファンタジスタタイプが付ける形になりました。

イタリア代表では98年ワールドカップまで、背番号を基本的にアルファベット順に割り振る形を取っていたのですが…エースとキャプテンのみ好きな番号が選べたという謎仕様。

そのため、ロベルト・バッジョアレッサンドロ・デル・ピエロを筆頭に、セカンドトップやトップ下タイプの選手が10番を付ける傾向に。

しかしクラブチームの方では、イングランド式とは違い…11番がフォーワードに入り、10番が左サイドにという形が主流となりました。

これは1-4-3-2に移行した際に、9番と11番が2トップを形成したことに由来するのではないでしょうか?

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オランダ

オランダでは当初のVフォーメーションの後に、WMへ移行するのですが…この時の動きがイングランドとは多少異なったようです。

下が基本的なWMフォーメーション。

そしてイングランドやイタリアでは5番がセンターに降りましたが、オランダでは左側のディフェンダーに降ります。

その後にアヤックスを代表的に、中盤をダイヤモンドに構成した3-4-3が主流に。

4番ディフェンシブハーフになり、6番と8番セントラルハーフに。

10番トップ下に配置される形ですね。

その後は4バックが主流となるのですが、ディフェンシブハーフの4番左側のセンターバックに降りてきます。

そのため、4番がセンターバック5番が左サイドバックというオランダ独自の背番号が出来ました。

4番のセンターバックはヨリス・マタイセン5番の左サイドバックはファン・ブロンクホルストなどが有名ですね。

ちなみに、元々フォワードも含めてサイドアタッカーが重用された国ということもあり、3バック時代から両サイドのCBはサイドバックのような攻撃参加も見せていました。

それもあって3バック時代から中盤の底の4番が降りてきて、ディフェンスラインに加わる…なんてことも珍しくはなかったですけども。

そして8番6番ボランチを構成し、10番トップ下に。

この流れを色濃く受け継いでいたのが、スペインのバルセロナ。

というのも監督がオランダ人ヨハン・クライフだったから。

当時は4番を付けたジョゼップ・グアルディオラを中盤の底に置いた3-4-3ですが、クライフ監督はグアルディオラをセンターバックと呼んでいました。

この辺りにオランダ流を感じますね。

そしてグアルディオラ監督時代のバルサも、オランダ流の4-3-3が主流です。

中盤の並びこそヤヤ・トゥーレを底に置き、その前にシャビとイニエスタを置くという…上記フォーメーションとは逆の三角形を作っていましたが…。

更に、CBの背番号はプジョールが5番でスペイン風に対し、ピケは3番でオランダ風というのが面白いところでした。

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ドイツ

ドイツはあまり歴史に関しては詳しくないので…間違ってたら申し訳ないのですが、基本的にはイングランド式VフォーメーションからWMフォーメーションに移行。

そして同様に4-3-3に移行します。

そしてその後はイタリア同様のスイーパーシステムを取り入れますが、このイメージはかの有名なフランツ・ベッケンバウアーの存在が大きいですね。

攻撃参加もするスイーパーということで、リベロという言葉が定着します。

4-3-3時代も6番ストッパーであり、5番スイーパー的な役割を担いリベロは5番というのがドイツ式。

ちなみにベッケンバウアーの若かりし頃はディフェンシブハーフが多く、その時は4番を付けていたことが多いハズ。

この辺りが1970年代~1980年代です。

そして1990年代に入ると5-3-2と言うべきか…3-5-2というべきか…に移行。

リベロの5番1列下がり、中盤の4番センターバックに。

両サイドバックの2番と3番がそのままウイングバックとなります。

8番がボランチになり、右ウイングだった7番が中盤に降りてきて完成です。

2000年代に入ってからは4バックですが、なぜか6番がボランチに上がった印象がありますね。

例えばCBは4番のベネディクト・ヘーヴェデスと、5番のマッツ・フンメルス。

ボランチに6番のサミ・ケディラ…というのがちょっと前のドイツでしょうかね?

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ブラジル

南米に目を移してブラジルです。

初期のVフォーメーションの後に、WMフォーメーションに移行せずに4-2-4というのが主流になります。

まずは改めて、基本のVフォーメーション。

ここからハーフバックの4番と6番が左後方にスライド。

最前列から8番が中盤に降りてきます。

この形が1950年代ですね。

今でも続く10番信仰というのが、1958年のワールドカップで優勝したペレの功績。

この時に左側のセンターフォワードだったペレが大活躍したことで、10番がチームの中心選手というイメージに。

ペレが右側で出ていれば…世界中の子供の憧れは9番になっていた可能性も…あるかもしれません。

その後は4-3-3に移行し、中盤は5番がセンターに。

元の8番と、最前線から10番が降りてきてセントラルハーフを形成します。

そして4-4-2が主流になった1990年代頃からは、中盤が左にスライドし7番が右サイドハーフに降りてきます。

2000年代に入るとロナウジーニョが10番を付けたことで、10番がフォワードのイメージに戻りますね。

間にジエゴやカカ、ガンソなどトップ下タイプを挟み、その後はネイマールとなりまた10番がフォワードになっていますが…歴史的な流れとしては上記となります。

特徴的なのはやはり6番の左サイドバック。

ロベルト・カルロスを筆頭に、ジウベルトマルセロフィリペ・ルイスと有名な左サイドバックは母国で6番を付けています。

そして左サイドバックのイメージが強い3番がセンターバックに。

こちらはルシオチアゴ・シウバなどが付けていましたね。

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アルゼンチン

最後に同じく南米の雄、アルゼンチンです。

こちらもブラジル同様に、Vフォーメーションから4-2-4に移行します。

まずは再びVフォーメーション。

4-2-4に移行しますが、番号の移し方がブラジルとは異なりアルゼンチンでは両サイドのハーフバック(4番と6番)がセンターバックに。

そしてブラジル同様に8番が降りてきてハーフバックとなります。

その後の流れはブラジル同様に、4-3-3へと移行します。

違いは左のサイドバックが3番であり、左のセンターバックが6番ということ。

なのですが…アルゼンチン代表に関しては1986年までは単純にアルファベット順に背番号を割り当てていました。

例外なのが1982年と1986年のマラドーナ。

言うまでもなく10番ですね。

それと1986年のホルヘ・バルダーノの11番も例外なハズ。

その後はアイマールリケルメを代表的に、優秀な司令塔タイプが10番を背負い中盤でプレー。

しかし近年はメッシ10番を背負い、またフォワードでプレーしていますね。

ブラジルとの違いの左サイドですが、左サイドバックの3番と言えばフアン・パブロ・ソリンでしょうかね?

センターバックである6番は、サムエル、エインセ、ガブリエル・ミリートなどが有名ですね。

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背番号の意味を番号ごとに知る!

各番号の意味は、それぞれ別記事で詳しく紹介していきます。

基本的には上記のようにポジションに由来していますが、もっと突っ込んで詳しく見ていきたいと思いますよ!

また、その番号を代表する選手なども紹介します。

下記に番号順に並べますので、該当記事を是非ご覧下さい!

他の背番号の意味・由来に関しては、下記からどうぞ!

背番号の意味まとめ
1番 2番 3番 4番 5番
6番 7番 8番 9番 10番
11番 12番 13番 14番 15番
16番 17番 18番 19番 20番

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

サッカーの背番号はうまい順ではない

番号に優劣はない

基本的にはポジションに由来したものがベース

近年はパーソナルナンバー的な使い方も

背番号はポジションに由来したものが一般的となっていますね。

各国の戦術の発展の違いによって、微妙に異なるのが面白いところです。

近年はパーソナルナンバー的な使い方をする選手も多く、大きな番号を付ける選手も増えています。

ポジション由来が美しくて、歴史的背景も面白くて良いと思うんですけどね…。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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