スウェーデン史上最高のストライカー、ズラタン・イブラヒモビッチです。
むしろ…世界のサッカー史を振り返ってみても、かなり上位に名を連ねることになるプレーヤーでしょう。
そんなイブラのプレースタイルはいったいどんなだったのか?
まだ現役ではあるものの、全盛期を知らないなんて方も増えているでしょう。
そんな方に向けてプレースタイルの特徴と、圧倒的な凄さの理由、それを支えた秘密などを紹介したいと思います。
現代サッカーで言うと誰に近いプレーヤーだったのか、そんなところも気になりますね。
驚異の身体能力だけでなく、しっかりとしたテクニックを持っていたからこそ輝いた選手。
そんなイブラを徹底的に紹介します。
Contents
イブラヒモビッチのプロフィール!
イブラヒモビッチのプレースタイルの特徴は?
イブラヒモビッチのプレースタイルを一言で表現するなら…アクロバティックでしょうか?
足裏やヒールを使ったトリッキーなプレーが非常に上手いプレーヤーですね。
なのですが、ただ単に奇をてらったプレーで相手を出し抜いた選手じゃないのが彼の凄いところ。
アクロバティックなプレーが目立つので忘れがちですが、非常に高いレベルの万能型CFといったタイプですね。
195cmという長身に体の強さがありますので、ハイボールの競り合いやキープ力は物凄いものを持っています。
ポストプレーをさせれば一級品だったにも拘らず、更にはパンチのあるシュートを持っており精度もかなりのもの。
大柄なのにテクニックを活かしたドリブルも出来る、本当に万能な選手ですね。
見た目からパワー系のフォワードに見られますが、スピードも遅いわけではなく、テクニックも高いという欠点の無いタイプの選手です。
万能型だということがわかる動画がこちらですよ!
イブラヒモビッチの凄さを支える3つの秘密!
イブラヒモビッチの凄さの秘密ですが、パワー、テクニック、柔軟性です。
パワーは非常にわかりやすいですよね。
195cmの身長はもちろん、体格も非常に良い選手です。
パワーを活かしたキープ力や競り合いの強さは彼の凄さの1つですね。
そして大柄な選手なのに足元が非常に上手いのが、凄さその2です。
ドリブルでバンバンと相手を抜いていくタイプではないですが、足元の技術を活かして1人2人とマークを外すシーンは数知れず。
パワーとテクニックを兼ね備えている選手はあまり多くないですよね。
そしてこの2つの凄さを支えているのが体の柔軟性ではないでしょうか?
アクロバティックなプレーも突き詰めるとここに行き着くかと。
身体が柔らかいから通常の選手では届かないところのボールに足が届く。
ギリギリ届くからこそアクロバティックなシュートが放てる…。
柔軟性が素晴らしいので、多少無理な体制でのシュートもしっかりとミートして威力のあるボールが蹴れる…といった感じです。
ちなみにこの柔軟性はテコンドーが要因のようですよ!
幼少期からテコンドーを習っていたようで、なんとその腕前は黒帯。
そう言われてみると…彼のアクロバティックなシュートやパスが回し蹴りに見えてきませんか?
イブラヒモビッチに似たタイプのプレーヤーは?
イブラヒモビッチに似たタイプのプレーヤーは、ドログバやバロテッリでしょうか?
どちらもイブラヒモビッチと大して変わらない時代のプレーヤーですが…。
圧倒的な身体能力を持ちながら、しっかりとしたテクニックを持っているという点で似ているかと。
バロテッリはまたイタリア代表に復帰したりとしていますが、まぁどちらも全盛期を知らないって方も多いかもです。
ドログバとバロテッリのプレー集はこちらの動画をご覧ください。
最近の選手ですと、イブラヒモビッチ2世と呼ばれているのがボルシア・ドルトムントのアレクサンデル・イサク。
スウェーデン国籍でありつつもルーツがスウェーデンにない辺りや、190cmという長身というところも似ていますね。
それだけではなく、高さがありつつ足元のテクニックも非常に高い点もイブラを彷彿させるところ。
降りてきてポストプレーや組み立てに参加したり、サイドに流れてチャンスメイクしたりといった特徴も似ています。
まだ19歳ということもあり、190cmの割には圧倒的なパワーは無く…スピードで勝負するシーンが多いところはあまり似ていないかもしれません。
ですが、もう少し年齢を重ねるとイブラヒモビッチみたいな選手になりそうな感じはありますね。
そんなイサクのプレー集はこちらです。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
イブラヒモビッチのプレースタイルはアクロバティック
パワー、テクニックを兼ね備えているのが凄さ
凄さを支えるのは柔軟性
似たプレーヤーになりそうなのはイサク
なかなか他にいないタイプのプレーヤーでしたね。
万能型として非常に高い次元で何でも出来た選手です。
日本代表の大迫勇也選手にはこんなプレーヤーになってもらいたい…なんて思ったりします。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。