世界屈指のテクニシャン、アンドレス・イニエスタ。
まさか日本でそのプレーが見られるとは思っていなかったですよね。
そんなイニエスタの背番号を歴代で紹介します。
やはり6番か8番の印象が強いですが、他の番号はあるのでしょうか?
【所属クラブ】
2002-2003 | FCバルセロナ | 34 |
2003-2007 | 24 | |
2007-2018 | 8 | |
2018- | ヴィッセル神戸 | 8 |
【スペイン代表】
2001 | U-17ワールドカップ | 8 |
2002 | U-19欧州選手権 | 8 |
2003 | U-20ワールドカップ | 8 |
2006 | ワールドカップ | 13 |
2008 | ユーロ | 6 |
2010 | ワールドカップ | 6 |
2012 | ユーロ | 6 |
2013 | コンフェデレーションズカップ | 6 |
2014 | ワールドカップ | 6 |
2016 | ユーロ | 6 |
2018 | ワールドカップ | 6 |
Contents
イニエスタの背番号を歴代で紹介!【クラブ編】
バルセロナ【2002-2018】
2002-2003 | FCバルセロナ | 34 |
2003-2007 | 24 | |
2007-2018 | 8 |
イニエスタは地元のクラブであるアルバセテ・バロンピエというチームの下部組織出身です。
12歳の時には国内の様々なクラブが関心を示すほどのプレーを見せており、FCバルセロナの下部組織に入団。
順調に昇格を続け2002-2003シーズン、2002年10月にトップチームに招集されます。
そしてそのまま定着してしまったんですよね。
初年度の背番号は34番です。
ちなみに、この年の8番はフィリップ・コクーでしたね。
スペインのリーガ・エスパニョーラでは、基本的に1~25番までを選手に割り振るという決まりになっており…他の国のような大きい番号(例えば99番とか)は付けられません。
Bチーム所属の選手(必然的に若手が多くなりますね)がトップチームの試合に出る際には、26番以降の背番号を使うことが認められています。
ということで、シーズン途中にトップチーム昇格となったイニエスタは34番となりました。
翌2003-2004はトップチームの番号である25番以内に変更となることで、背番号は24番に変更。
この時も8番はコクーが付けていました。
翌2004-2005シーズン前にコクーは母国のPSVに移籍。
しかしこの段階でのイニエスタはロナウジーニョの控えという立ち位置だったため、背番号の主張は出来なかったものと思われます。
そのため、この年は新加入となったリュドヴィク・ジュリが8番を付けています。
翌2005-2006シーズンの後半頃よりレギュラーに定着し、先発出場が増えていきます。
2007-2008シーズン前にジュリがASローマに移籍したため、このシーズンより背番号を代名詞とも言える8番に変更。
退団する2017-2018シーズン終了まで同じ番号を使っています。
そんなバルセロナ時代の動画です。
ちょっと長めですが…貴重なカンテラ時代の映像などもありますよ。
ヴィッセル神戸【2018-】
2018- | ヴィッセル神戸 | 8 |
2017-2018シーズン中にバルセロナと生涯契約を結び、このままバルセロナで引退するだろうと思われていたんですよね。
しかし2018年頭頃から移籍の噂が出始め、シーズン終了と共にバルセロナを退団することを発表。
5月にはヴィッセル神戸行きの噂が流れ、そのまま正式発表となりました。
欧州は年をまたぐシーズンですが、Jリーグはその年で完結するスタイルを取っているため…イニエスタ加入時には既にJリーグは始まっていた状態。
それもあってイニエスタ加入の際の背番号には色々と問題が出たようです。
具体的には2018シーズンのヴィッセル神戸で8番を付けていたのが三田啓貴選手。
Jではシーズン中の背番号変更が認められていなかったため、イニエスタが8番を付けるためには三田啓貴選手が移籍するか登録抹消するかの二択でした。
そんな経緯もあり、シーズン中の背番号変更を認めるルール改定が行われイニエスタは自身の代名詞とも言える8番を付けることが決定。
ちなみに三田啓貴選手は7番に変更となりました。
ヴィッセル神戸での活躍はもはや語るまでもありません。
契約は2021シーズンまでとのことですが、出来るだけ長く見たいですね。
イニエスタの背番号を歴代で紹介!【スペイン代表編】
ワールドカップ【2006】
2006 | ワールドカップ | 13 |
イニエスタの代表デビューは2006年5月の親善試合ロシア戦です。
初招集ながら後半開始からの45分プレーしていますね。
驚きなのがこの代表初招集前に、2006年ドイツワールドカップのメンバーが発表されており…その中にイニエスタが入っていたこと。
アンダー世代での活躍やバルセロナでの成長は見られていたものの、いきなりワールドカップのメンバー入りは驚きだったようですね。
ワールドカップでは既にグループリーグ突破を決めた、3戦目のサウジアラビア戦にフル出場。
結果としてこの1試合のみの出場となりました。
この大会での背番号は13番です。
ちなみに代表の8番はこの頃からシャビが付けており、6番はダビド・アルベルダが付けています。
イニエスタは映っていませんが…そんなサウジアラビア戦のゴールシーンがこちら。
https://youtu.be/HYkibJZuVOY
ユーロ【2008】
2008 | ユーロ | 6 |
続くユーロ2008ではチームの中心選手の1人となっており、予選から定期的に出場機会を得ていました。
本大会でも6試合全てに出場し、チームの優勝に貢献していますね。
この大会はと言うと…シャビ、セスク・ファブレガス、ダビド・シルバとイニエスタの4人の中盤が話題になりました。
この大会ではベストイレブンに選出される活躍を見せています。
背番号はこの大会から、代表での代名詞とも言える6番に変更となっています。
予選まではアルベルダも招集されていたものの…本大会ではメンバー外に。
そのため6番が空いたんですよね。
ワールドカップ【2010】
2010 | ワールドカップ | 6 |
続いての国際大会は2009年のコンフェデレーションズカップですが、この時は怪我もあり招集されていません。
その影響もあり、南アフリカワールドカップ欧州予選でも出場した試合数は少ないものの…しっかりと復帰し本大会のメンバー入り。
本大会では7試合中6試合に出場し優勝に貢献しています。
この大会は決勝のオランダ戦でのゴールの後のパフォーマンスが話題になりましたね。
心臓発作で急死したダニ・ハルケに捧げるメッセージを披露し、優勝を親友に捧げる大会となりました。
この大会でも背番号は6番でプレーしていますよ。
ユーロ【2012】
2012 | ユーロ | 6 |
続く2012年のユーロでも主力として活躍。
全6試合に出場し、スペインの連覇に貢献しています。
イニエスタはこの大会でMVPを受賞する活躍を見せており、まさにスペインの黄金世代の中心選手だったと言えるでしょう。
この大会でも背番号は6番を付けてプレーしています。
コンフェデレーションズカップ【2013】
2013 | コンフェデレーションズカップ | 6 |
続く2013年のコンフェデレーションズカップにも出場。
チームは決勝でブラジルに敗れ、惜しくも準優勝という結果となっています。
イニエスタは全5試合に出場し、大会優秀選手に贈られるシルバーボールを受賞。
ちなみに最優秀選手となりゴールデンボールを受賞したのはネイマール。
3位のブロンズボールを受賞したのはパウリーニョでした。
この大会でも背番号はもちろん6番です。
ワールドカップ【2014】
2014 | ワールドカップ | 6 |
続く2014年のブラジルワールドカップでは、まさかのグループリーグ敗退。
前回大会の王者がグループリーグで姿を消すという、前回大会のイタリア同様の結果となりました。
当然母国スペインではイニエスタにも批判が出たものの、他の選手に比べると評価は高かったようです。
背番号はもちろん6番で、全3試合にフル出場しました。
ユーロ【2016】
2016 | ユーロ | 6 |
続くユーロ2016では、大会前に軽微な負傷を繰り返し…予選は半分くらいしか招集されていません。
しかし本大会にはしっかりと間に合わせ、全4試合にフル出場しています。
決勝トーナメント1回戦でイタリアに敗れ、前人未到の大会3連覇は達成出来ず。
敗れたのがイタリアとは言え、スペイン復活の兆しも見えないという状態でした。
この大会でも背番号は6番を付けてプレーしています。
ワールドカップ【2018】
2018 | ワールドカップ | 6 |
続く2018年のロシアワールドカップにも招集され、自身4度目のワールドカップとなりました。
チームは決勝トーナメント1回戦で、開催国ロシアにまさかのPK戦の末敗戦。
スペイン復活ならず…という状態でしたね。
イニエスタ自身もグループリーグでのパフォーマンスが上がらず、母国では批判の対象となっていたようです。
それもあってか、決勝トーナメント1回戦ではスタメンから外れ途中出場でした。
この大会でも背番号は6番をプレーし、この大会を最後に代表からの引退を発表しています。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
イニエスタの背番号をクラブと代表でそれぞれ紹介
背番号のこだわりは恐らく8番
恐らく本人としては8番が好きなのだと思います。
しかし代表では6番となっているのは…一言で言えばアルベルダがいたからでしょう。
この辺りは別記事が詳しいので、そちらもどうぞ。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。