観るもの全てを楽しませてくれた、生粋のエンターテイナーがロナウジーニョでしたね。
バルセロナ時代は特に素晴らしく、世界最高峰でとても楽しそうにプレーする姿が印象的でした。
そんなロナウジーニョですが、本名じゃないんです!
ブラジルの選手は結構本名以外で登録をしている選手も多いのですが…ではいったい本当の名前は何というのでしょうか?
そして、わざわざ本名以外で登録をしているとなると…名前の由来や意味などが気になるところ。
果たして込められた意味や理由などがあるのでしょうか?
ロナウジーニョのプロフィール!
ロナウジーニョの本名はロナウドだった?
ロナウジーニョの本名ですが、ロナウドが正解です。
上記プロフィールでも紹介していますが、ロナウド・デ・アシス・モレイラが正式な名前となっていますよ。
なかなか複雑な名前ですが、ポルトガル語圏の人名ってこんな感じの方が多いですね。
日本語的に言うと、名前がロナウドです。
そしてデ・アシスというのが母方の姓となり、モレイラが父方の姓となりますよ。
第一姓が母方、第二姓が父方というのがブラジルなどのポルトガル語圏では一般的となっています。
愛称はロニーでしたが、これは名前を縮めたニックネームですね。
登録名がロナウジーニョなのはなぜ?
登録名がロナウジーニョな理由ですが、もう一人ロナウドがいたからです。
クリスティアーノ・ロナウドではないですよ?
いわゆる…太っちょロナウドの方ですね(失礼)
ワールドカップ通算歴代最多得点の記録を保持している、ロナウドです。
坊主頭や日韓ワールドカップの時の大五郎カットなどのイメージが強いですね。
ちなみに彼の本名はというと、ロナウド・ルイス・ナザーリオ・デ・リマ。
登録の際に紛らわしいので、ロナウジーニョの方が登録名を変えたという形になります。
ロナウジーニョの方をロナウド・Dとか、ロナウドをロナウド・Lとかにしても良かったのでしょうが…あまりブラジルではやらない印象があります。
ちなみにロナウジーニョというのは、ロナウド(Ronaldo)に指小辞であるinhoが付いたもの。
意味合いとしては小さなロナウド、若い方のロナウドといった感じでしょうか。
結果的にロナウジーニョという名前が定着してしまったためにか、ずっとそのままにしていましたね。
ロナウドもロナウジーニョだったことがある!
ロナウドもロナウジーニョとして登録していた時期が…実はあるんです。
これは1996年のアトランタオリンピックの時ですね。
ちなみにこの時に「ロナウド」として登録されていたのは、ロナウド・ギアロという選手。
こちらの選手は1974年2月18日生まれ。(バッジョと同じ日ですね)
対してワールドカップ得点王のロナウドは1976年9月22日生まれです。
なのでロナウドの方がロナウジーニョとして登録されていた…ということになりますよ。
この頃を知っている方には懐かしい、最近の方でも聞いたことがあるであろうマイアミの奇跡!
この時も途中交代で出場しています。
こちらの動画で、4:57辺りから登場しますよ。
実況や背中のネームを確認してみて下さい。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
ロナウジーニョの本名はロナウド・デ・アシス・モレイラ
ロナウドがもう1人いたために、小さなロナウドを意味するロナウジーニョに
ロナウドもアトランタではロナウジーニョだった
ブラジルの選手はニックネーム登録が比較的多い印象です。
そのためか、ロナウジーニョもロナウドが代表から外れたあともそのままでしたね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。