間もなく20歳という年齢ながらも、ネクストピルロとして高い評価を得ているサンドロ・トナーリ。
ブレシアの降格が見えてきたこともあり、シーズン終了後に移籍の噂が出ています。
イタリアでは超注目の若手だけに、国内のクラブのほとんどは動向を気にしているように見えますね。
更には海外のビッグクラブも注目しているようですし、今夏に移籍となる可能性は非常に高そうに思えます。
果たして新たな移籍先はどこになるのでしょうか?
現状や様々な噂などから、移籍先を予想してみたいと思います!
Contents
サンドロ・トナーリの移籍先予想【2020夏】
トナーリの移籍の現状を簡単におさらい!
まずはトナーリの現状ですが、所属チームはイタリアのブレシア。
ブレシアのユース出身で2017年8月26日にプロデビューしています。
現在の契約は2021年6月30日までとなっていますが、オプションで更に1年延長出来る条項が入っていますね。
とりあえずは残り1年となります。
移籍に最も大きな影響を与えそうなのは、今シーズンがどういう結果で終わるかどうか…でしょうか。
ブレシアは現状最下位となっており、このまま終了であればセリエBに降格ということに。
コロナの影響で中断中ですので、どういう形で幕が引かれるかにもよりますが…降格となれば移籍の可能性がグッと上がるでしょう。
これまたコロナでどうなるか不明ですが…ユーロ2020が1年延期となっていますので、セリエA残留となれば…イタリア代表メンバー入りを目指して出場機会が確保出来るブレシア残留という可能性もあるでしょう。
ブレシアの会長としてはトナーリの意思を優先する発言をしており、適切なオファーがあれば売却する方針のようです。
ただ、出来れば国内のクラブに移籍してほしいようですね。
トナーリの移籍先候補【ユヴェントス】
移籍の噂としては、まずはイタリアのユヴェントスへの移籍説。
ユーヴェとしてはピャニッチの動向がどうなるか…というところ。
ピャニッチは不動のレジスタだったわけですが、最近ではベンタンクールをここで使う傾向があります。
サッリ監督には、ピャニッチをインサイドハーフで使う意図は無いように見え…ピャニッチ放出説も出ていますね。
残留となりベンタンクールをインサイドハーフに戻すにしても、手薄なこのポジションは補強したいところ。
問題はユーロの切符を得るためにも出場機会を確保したいトナーリがどうするか…でしょうかね。
ピャニッチ残留となると、激しいポジション争いが予想されるだけに…。
トナーリの移籍先候補【ACミラン】
続いては同じくイタリアのACミランへの移籍説。
なんでもトナーリはミラニスタだそうで…。
ミランは何と言ってもまずはお家騒動をなんとかしないと…というところ。
クラブとして将来のビジョンが見えないだけに、率先してミランに行きたがる選手は少ないでしょう。
しかしトナーリに取ってみれば出場機会が確保出来そうなクラブ、とも言えそうです。
セントラルはベナセルとケシエに落ち着いた感がありますが、それまでは決めきれずにいた状態。
明らかに今夏の補強ポイントと言えそうです。
既に3,000万ユーロ(約36億円)とガッビアもしくはプリッツァーリのレンタル移籍というオファーを出したとも言われています。
どちらの選手になるにせよレンタルですし、ブレシアとしてはもう少し移籍金を多くしてほしいところでしょうか。
トナーリの移籍先候補【インテル】
続いても同じくイタリアのインテルへの移籍説。
インテルはアンカーの位置にはブロゾヴィッチが君臨しています。
インサイドハーフまで見るとベシーノやボルハ辺りは移籍の可能性も…といったところでしょうか。
プロゾヴィッチはほぼフル稼働状態でしたし、ここに有力なバックアッパーが欲しいところではあります。
しかしトナーリ側から見ると、出場機会の確保が難しい…とも言えるかもしれません。
インテルも既に3,000万ユーロ(約36億円)と若手1名のレンタルというオファーを出したと伝えられていますね。
トナーリの移籍先候補【バルセロナ】
続いてはスペインのバルセロナへの移籍説。
ここもアンカーにはブスケッツが君臨しているという状態です。
クラブとしてはブスケッツの後継者が欲しいところでもありますね。
なんとなくバルセロナの中盤というと…カンテラ育ちの選手が入るべきポジションというイメージがありますが…それだけトナーリの評価が高いということですかね。
ラキティッチの動向も不透明なだけに、インサイドハーフ含めて補強に動くであろうポイントです。
これまたトナーリとしてはなかなか出場機会の確保が難しいクラブ…かもしれないですね。
バルセロナは6,000万ユーロ(約72億円)と、若手2名のレンタルというオファーを出したと言われています。
セリエB降格が濃厚なブレシアとしては、金額的には断りにくいオファーとなるでしょうか。
トナーリの移籍先候補【パリ・サンジェルマン】
続いてはフランスのパリ・サンジェルマンへの移籍説。
ここはと言うと同じくイタリア代表のマルコ・ヴェラッティが君臨しているんですよね。
27歳ということもあり、それほど急いで後継者候補を探す段階でもない気がします。
となるとトナーリは完全にヴェラッティの控えとなる可能性もあり、本人としては旨味のない移籍になるかもしれません。
ヴェラッティとトナーリを並べるというのも創造性という意味では面白いでしょうが、現代サッカーではかなりリスクの高い選択肢。
守備に追われることにもなり持ち味が出せない形になりそうです。
トナーリの移籍金はいくら?
トナーリの移籍金ですが、5,000万ユーロ(約61億円)と言われています。
冬の移籍では300億円を超える価格を設定し、実質非売品という態度をとったブレシアでしたが…さすがに今夏は適正なオファーならば売却に動くようです。
市場価格としては3,200万ユーロ(約39億円)と言われていますね。
と考えるとミランやインテルの3,000万ユーロ+若手のレンタルというのは妥当な線なのかもしれません。
ブレシアの至宝とも言える存在だけに、もう少し高額で売りたいような気はしますが…。
最終的にはユヴェントスが5,000万ユーロに近い金額を出して落ち着きそうな気もしますね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
トナーリの移籍先を予想してみた
ユヴェントスが濃厚か?
現状では予想が難しいところです。
イタリア国内移籍になる気がしますが、ユーヴェ行きになるか出場機会重視でミランになるか…という予想しておきます。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。