史上最高の司令塔とも呼ばれたジダンですが、いったいその凄さはどこにあったのでしょうか?
今は監督として活躍しているように、伝説的な選手と言われても現役時代を知らない方も増えているでしょう。
今回はそんなジダンの凄さの秘密を見ていきたいと思います。
いったい他の選手に比べて何が凄かったのか。
どんなプレースタイルの選手だったのか、振り返っていきましょう。
ジダンの凄さの秘密はどこにある?
ジダンの凄さは色々とありますが…個人的に最も凄いと思ったことを3つ挙げます。
・圧倒的なキープ力
・基本技術の高さ
・なぜかジダンがいれば勝てる
比較的地味な選手ではあるので、どちらかと言うと玄人受けする選手ではあったと思います。
しかし、それでいながらあれだけの知名度、人気を誇ったことも凄いことですよね。
ジダンの凄さの3つの秘密を見ていきましょう。
凄さ① 圧倒的なキープ力
大柄な選手で、体格も良かったことが挙げられますが…それだけでは語れないのがジダンの圧倒的なキープ力です。
フィジカルはもちろん高かったでしょうが、体の使い方も非常に上手かったですね。
トラップも非常に上手いので、多少ズレたパスも収めてキープしてしまいます。
ジダンに預ければ…そう簡単に失わないのがわかっているので、チームメイトもカウンターの心配を最小限に前線に上がって行けます。
あまり比較する方はいないようですが…個人的にはジダンという選手は、日本代表における中田英寿さんのイメージです。
あのキープ力は似ているところがありますし、彼に預ければなんとかしてくれる…というところが似ていると思うんですよね。
派手さは無いしメッシやロナウドのように、点を取りまくる選手でも無いです。
しかし、試合の苦しい時間に必ず何かやってくれる男…。
そんな感じですね。
凄さ② 基本技術の高さ
先ほどのトラップもそうですが、ジダンは一つ一つの技術が非常に高いです。
基本に忠実と言いますか、基本をしっかりとやっていると言いますか…。
そこがまた地味なのかもしれませんけどね。
止める・蹴るの技術がしっかりしているんですよね。
しっかりと足元にボールを止め、相手のプレッシャーをいなし、正確なパスを供給する。
言葉にすると簡単そうですが、これがしっかり出来るプレーヤーは少ないです。
大げさな言い方をすれば、ジダンは中盤でパスを受け、ボールをキープした後に短いパスを味方に供給する…それだけの選手です。
それだけなのですが…現代の密集した中盤でボールを受け、相手に取られずに綺麗にサバくというのは本当に凄いレベル。
チームにそういった選手がいると、本当に助かる存在なんです。
個の力で局面を打開するというよりは(もちろんその能力も高いですが)、チームを機能させチームメイトを活かすことが出来る選手。
それが出来るのは、とにもかくにも基本の技術がしっかりしているからではないでしょうか。
技術の高さはこちらの動画がよくわかりますね。
凄さ③ なぜかジダンがいれば勝てる
もちろんジダンが出場していて、チームが負けた試合…というのも数えきれないほどにあります。
しかし、なんとなくジダンがいれば勝てるという印象を与えてくれる選手でした。
シーズンに20ゴール…なんてことを望める選手ではないですが、ここぞという時に点を取る勝負強さがそう思わせるのかもしれませんね。
ちょっと調べると、リーグではボルドー時代の10得点がキャリアハイです。
得点もアシストも決して多い選手では無いんですよね。
先ほども紹介したように、自身で…ではなくチームを機能させチームメイトを活かすことが出来る選手です。
そしてここぞという時には点も取れる。
最も有名なゴールは…やはり2002年のチャンピオンズリーグファイナルでしょう。
あの芸術的な左足ボレーは、本当にこの先何十年と語られるでしょう。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
ジダンの凄さは特に3つ
圧倒的なキープ力
基本技術の高さ
なぜか勝てる勝負強さ
全ての能力が高く、本当に凄い選手でした。
それを1番表しているのが、イブラヒモビッチの「他の星から来たようだ」かもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。