イタリアを代表する左SB兼CBの1人でもある、ジョルジョ・キエッリーニ。
プレースタイルは違うものの、若い頃は左サイドバックで年を重ねてCBになった姿はマルディーニを思い浮かべた方も多いでしょう。
そんなキエッリーニの背番号を歴代で紹介します。
マルディーニ同様に3番のイメージが強い選手ですが、他の番号を付けたこともありますよ。
【所属クラブ】
2000-2001 | リヴォルノ | 3 |
2001-2002 | 3 | |
2002-2003 | 19 | |
2003-2004 | 3 | |
2004-2005 | フィオレンティーナ | 4 |
2005- | ユヴェントス | 3 |
【イタリア代表】
2003 | U-19欧州選手権 | 6 |
2004 | オリンピック(U-23) | 2 |
2007 | U-21欧州選手権 | 3 |
2008 | ユーロ | 4 |
2009 | コンフェデレーションズカップ | 4 |
2010 | ワールドカップ | 4 |
2012 | ユーロ | 3 |
2013 | コンフェデレーションズカップ | 3 |
2014 | ワールドカップ | 3 |
2016 | ユーロ | 3 |
2018-2019 | UEFAネーションズリーグ | 3 |
Contents
キエッリーニの背番号を歴代で紹介!【クラブ編】
リヴォルノ【2000-2004】
2000-2001 | リヴォルノ | 3 |
2001-2002 | 3 | |
2002-2003 | 19 | |
2003-2004 | 3 |
キエッリーニは地元であるASリヴォルノのユース出身です。
2000-2001シーズンに当時セリエC1所属のトップチームに昇格。
4シーズンに渡りセリエC1、セリエBを戦いセリエA昇格を決めた年にユヴェントスに引き抜かれていますね。
背番号は基本的に3番を使っていますが、なぜか途中1シーズンのみ19番を付けていました。
ちょっと調べてみたところ、2002年の冬にダビデ・メザノッティというベテラン選手が加入。
この選手が3番を希望したために19番に変更したようです。
もしかしたら2001-2002シーズン途中で背番号を変更しているかもしれません。
そんな貴重なリヴォルノ時代の映像はこちらです。
2002-2003シーズン前の発表会でしょうかね?(キエッリーニは31:20から)
フィオレンティーナ【2004-2005】
2004-2005 | フィオレンティーナ | 4 |
2004-2005シーズン前にユヴェントスに移籍となったものの、ユーヴェに加入することなくフィオレンティーナにレンタルに出されます。
まだ19歳でしたし、当時のユーヴェのCBにはファビオ・カンナバーロにリリアン・テュラムがいました。
左SBではジャンルカ・ザンブロッタにジャンルカ・ペッソットがいましたからね…。
フィオレンティーナでも左サイドバックのレギュラーをつかみ取り、37試合に出場。
レンタル元であるユヴェントスとの試合にも出場しています。(ゴールも奪っています)
背番号は4番となっています。
ちなみに3番は同じ2004-2005シーズン前にブレシアから加入し、翌シーズンよりフィオレンティーナでキャプテンを務めたダリオ・ダイネッリが付けています。
そんなフィオレンティーナ時代のプレー映像をどうぞ。
ユヴェントス【2005-】
2005- | ユヴェントス | 3 |
ユヴェントス戦での活躍が効いたのか、翌2005-2006シーズンにはユヴェントスに呼び戻されることに。
シーズン開幕直後に右サイドバックのジョナタン・ゼビナが首脳陣と衝突したことも、キエッリーニにとっては良い方向に働きました。
左サイドバックだったザンブロッタが右に回り、空いた左サイドバックにキエッリーニが定着。
1年目からレギュラーポジションを掴みとりました。
(キエッリーニがいたからザンブロッタを右に回したと言った方が正しいでしょうかね)
ちなみに背番号は1年目から3番となっています。
前年まで3番を付けていたのがアレッシオ・タッキナルディだったのですが、キエッリーニ加入直後にビジャレアルにレンタルが決まったことなどもあってか…3番の希望が通ったようです。
(すぐ移籍したもののタッキナルディはこの年は14番)
2006-2007シーズン辺りからはCBでもプレーするようになり、段々とセンターバックでのプレーが多くなっていきました。
ブッフォンが退団した2018-2019シーズンよりキャプテンも務めています。
そんなユヴェントス時代のプレー映像をどうぞ。
キエッリーニの背番号を歴代で紹介!【イタリア代表編】
ユーロ【2008】
2008 | ユーロ | 4 |
イタリア代表デビューは2004年11月の親善試合、フィンランド戦です。
2006年のワールドカップには選出されませんでしたが(U-21に選出されていた)、2007年に代表に再び選出。
そのままユーロ2008のメンバー入りを果たしています。
この年のユーロでは4試合中3試合に出場し、センターバックでプレー。
この時の背番号は4番です。
ちなみに3番は左サイドバックを務めたファビオ・グロッソでした。
負傷したファビオ・カンナバーロの穴を完全に埋め、ここでの活躍が代表での地位を確立したとも言えそうです。
コンフェデレーションズカップ【2009】
2009 | コンフェデレーションズカップ | 4 |
続く2009年のコンフェデレーションズカップにも選出。
チームはグループリーグ敗退となったものの、キエッリーニはセンターバックとして全3試合にフル出場しています。
この時もセンターバックが故か、左サイドバックのグロッソが3番を主張したのか…その辺りは不明ですが…キエッリーニは4番を付けてプレーしています。
グループB屈指の好カードが予想されたブラジル戦のハイライト動画です。
ワールドカップ【2010】
2010 | ワールドカップ | 4 |
続く2010年の南アフリカワールドカップでは、キエッリーニ自身もイタリア代表もあまり良い状態では無かったかなという印象です。
スロバキア戦ではマークを見失うという致命的なミスもあり、チームもグループリーグ敗退という結果に。
3試合全てにセンターバックとしてフル出場し、背番号は4番でした。
ちなみにこの時の3番は、左サイドバックを務めたドメニコ・クリシートでしたね。
ユーロ【2012】
2012 | ユーロ | 3 |
続くユーロ2012でも主力として出場し、怪我の影響で欠場した1試合を除く5試合でプレーしています。
グループリーグではCBとして、決勝トーナメントでは左サイドバックとして、チームの決勝進出に貢献。
しかし決勝ではスペインに破れ…準優勝となっています。
この大会より背番号は3番に変更していますよ。
コンフェデレーションズカップ【2013】
2013 | コンフェデレーションズカップ | 3 |
続く2013年のコンフェデレーションズカップにも出場。
全5試合にセンターバックとしてフル出場しています。
グループリーグでは日本代表とも試合がありましたね。
チームとしては準決勝でスペインに破れ、3位となっています。
この大会でも背番号は3番を付けてプレーしています。
ワールドカップ【2014】
2014 | ワールドカップ | 3 |
続く2014年のブラジルワールドカップにも選出。
この大会のキエッリーニと言うと…ルイス・スアレスに噛み付かれたことが頭に浮かびますね。
3試合全てにフル出場しましたが、チームはグループリーグで敗退。
なんともイタリア代表の低迷を感じさせる大会となってしまいました。
この大会でも背番号は3番を付けてプレーしています。
ユーロ【2016】
2016 | ユーロ | 3 |
続くユーロ2016では5試合中4試合に出場。
スペインから値千金のゴールを奪い、準々決勝進出に貢献しています。
しかしドイツに破れ準々決勝敗退という結果に。
この大会でも背番号は3番を付けてプレーしていますよ。
UEFAネーションズリーグ【2018-2019】
2018-2019 | UEFAネーションズリーグ | 3 |
まさかまさかのワールドカップ出場を逃した2018年。
この直後に第1回となるUEFAネーションズリーグが開催されました。
グループリーグで敗戦となりましたが、4試合中3試合に出場しキャプテンを務めています。
ちなみにベンチスタートとなり、結局出場がなかったポルトガル戦でキャプテンを務めたのはチーロ・インモービレでしたね。
この大会は長期的に行われるためか、試合ごとに背番号の変更があってもOKです。
しかしキエッリーニは全試合で3番となっていますね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
キエッリーニの背番号をクラブと代表でそれぞれ紹介
クラブではほぼ3番
代表では初期に4番、後に3番
子供の頃はミラニスタだったそうで、憧れの選手はやはりパオロ・マルディーニ。
3番を選んでいる理由はここにあるのでしょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。