イングランドの強豪、チェルシーFC。
近年はイングランドでも強いので、暗黒期を知っている方も少なくなっているかもです。
それだけにチェルシーの10番を背負った選手は誰がいるのか気になるところ。
ジョー・コール、ベナユン、マタ…といった選手がパッと思いつきますね。
歴代で振り返ってみたいと思いますよ。
その中でも特に気になる選手をピックアップして紹介します。
更には現在の10番と、次の10番は誰になるのか…その辺りも見ていきましょう。
Contents
チェルシーの背番号10を歴代で紹介!
シーズン | 名前 | 生年月日 | 国籍 |
1993-94 | ギャビン・ピーコック | 1967.11.18 | イングランド |
1994-95 | |||
1995-96 | |||
1996-97 | マーク・ヒューズ | 1963.11.01 | ウェールズ |
1997-98 | |||
1998-99 | ピエルルイジ・カジラギ | 1969.03.04 | イタリア |
1999-00 | |||
2000-01 | スラヴィシャ・ヨカノヴィッチ | 1968.08.16 | セルビア |
2001-02 | |||
2002-03 | |||
2003-04 | ジョー・コール | 1981.11.08 | イングランド |
2004-05 | |||
2005-06 | |||
2006-07 | |||
2007-08 | |||
2008-09 | |||
2009-10 | |||
2010-11 | ヨッシ・ベナユン | 1980.05.05 | イスラエル |
2011-12 | フアン・マタ | 1988.04.28 | スペイン |
2012-13 | |||
2013-14 | |||
2014-15 | エデン・アザール | 1991.01.07 | ベルギー |
2015-16 | |||
2016-17 | |||
2017-18 | |||
2018-19 | |||
2019-20 | ウィリアン | 1988.08.09 | ブラジル |
イングランドのプレミアリーグでは、背番号固定制になったのは確か1993-94シーズンですね。
それ以前はスタメン選手に1~11の数字を割り当てていた形でした。
チャンピオンズリーグでは背番号が違う…なんてことも90年代中頃まではありましたね。
なのですが…固定制になる前のチェルシーの10番と言うと…パッと浮かばないんですよ。
ブルーズのファンの方には申し訳ないですが…この頃のチェルシーって日本ではあまり名前を聞かないチームでしたね。
マーク・ヒューズ
マンUのイメージが強い選手ではありますが、チェルシーでも10番を背負っています。
ジャンフランコ・ゾラとのコンビで1997年にFAカップ、1998年にUEFAカップウイナーズカップ優勝と、チェルシー躍進の立役者ですね。
チェルシーには1995年から1998年の3シーズン在籍。
最初のシーズンはピーコックが10番を付けていたので、8番を付けています。
強烈でありながら、非常に上手いシュートが特徴の選手です。
チェルシー時代のものではありませんが…凄さがわかる動画はこちらですよ。
ジョー・コール
イングランドの誇るファンタジスタです。
いや…彼をファンタジスタと呼ぶのが正しいかというのは…色々と意見がありそうですが。
イングランドには珍しいテクニックと創造性に優れたプレーヤーで、ゲームメーカーでありチャンスメイクに関わる選手。
独特のリズムのドリブルが特徴で、なぜかディフェンダーは触れない…という突破を見せますね。
シュートの精度が非常に高く、右も左も同じように蹴れるのも特徴です。
怪我がちだったのが…非常に残念な選手でした。
チェルシーには2003年から2010年までの7シーズン所属。
全てのシーズンで10番を背負ってプレーしています。
フアン・マタ
あまり言う方はいないですが…個人的には得点シーンがジョー・コールに似ている選手かと。
ポジショニングが上手く、2列目からの飛び出しでゴールを奪える選手ですね。
キックの精度が高く、ダイレクトでゴールに流し込むシュートなどがジョー・コールを思わせます。
ですが、彼の最大の持ち味はパスの精度。
テクニックの高さから、決定的なパスを供給し…チェルシーでもアシスト王に輝いていたハズ。
コールよりも0.5列後ろの選手とでも言いましょうか?
よりゲームメイク、チャンスメイクで活躍出来る選手です。
チェルシーには2011年に加入し、2014年までの3シーズン所属。
全てのシーズンで10番を付けていますね。
2013-14シーズンはジョゼ・モウリーニョが監督に就任し、戦術面で出場機会が減り…マンチェスター・ユナイテッドへ移籍しています。
エデン・アザール
2018-19シーズン終了まで、背番号10を背負っていたのはエデン・アザール。
2012年6月にチェルシーに加入。
当初はマタが10番を付けていたために、17番を付けています。
マタのマンU移籍に伴い、2014-15シーズンより10番に変更していますね。
一瞬の加速力に優れたドリブルが持ち味の選手です。
テクニックも高い物を持っており、特にトップスピード時のボールコントロールは絶妙ですね。
ドリブル突破力に一役買っているのが体の使い方の上手さ。
ボールと相手ディフェンダーとの間に上手く体を入れて、そう簡単に取られないドリブルを見せています。
この体の使い方の上手さが、173cm76kgという大柄ではない体格にも関わらず当たり負けしない理由ではないでしょうか?
現在の背番号10はウィリアン
2019-2020シーズン現在、背番号10を付けているのはウィリアンです。
アザールが移籍となったことで、空いた10番を付けたのは予想通りウィリアンとなりました。
コパ・アメリカでもネイマールが負傷で辞退したことで、追加招集で10番を付けたことも記憶に新しいですね。
しかし現地のファンの間では非常に評判が良く無いようで…。
やはり既にベテランの域に入ってきたことが原因でしょうか?
ファンの感情は別として…2013-14シーズンよりチェルシーを支えてきたことを考えれば、10番も妥当だと思いますけどね。
ちなみに2013年8月に加入してから、2018-2019シーズンまでは22番を付けていました。
果たしてファンの批判の声を払拭する活躍が出来るかどうか?
能力は素晴らしいものを持っているのは間違いないですので、ランパード監督のサッカーと合えば活躍するとは思うのですが…。
チェルシーの次の10番は誰になる?
※8/13追記
この項目は2018-19シーズン終了直前に書いたものです。
気が早いですが…ウィリアンの次はカラム・ハドソン・オドイでしょうかね?
チェルシーの時期10番ですが…近々変わる可能性が高いと思われます。
現在の10番であるエデン・アザールとの契約は、2020年夏まで。
兼ねてからレアル・マドリードへの移籍が噂されており、早ければ2018-19シーズン終了後に移籍…なんて話も出ています。
この記事を書いている段階では見通しは不明ですが…少なくとも契約満了となる2019-20シーズンまででチームを離れることになる可能性が高そうです。
そして時期10番の話となると…チェルシーは移籍禁止の処分がどうなるかも大きく影響を与えるでしょう。
2019年夏と2020年の冬の移籍が禁じられた形ですが…現状はまだ最終決定とはなっていません。
移籍禁止が決定すればアザールは2020年での退団が濃厚かと…。
現状のメンバーの中で次の10番を付けそうな選手となると…右ウイングのウィリアンでしょうか?
ですが、新たに獲得した選手が付ける可能性の方が高そうな気がしますね。
移籍が噂されていて、10番を付けそうなのはバルセロナのコウチーニョ。
果たしてどうなるでしょうか?
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
チェルシーの歴代10番を本文内でまとめ
現在はブラジルのウィリアン
時期10番は…オドイ?
チェルシーの10番と言うと、近年は非常に活躍している印象が強いですね。
ヨッシ・ベナユンが…怪我もありあまり活躍しておらず、早々にレンタルで出される形にはなりましたが…。
アザールの次はウィリアンとなりましたが、過去の功績を考えれば10番が重い…ということもないでしょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。