オランダの名門であるアヤックス。
若手育成に定評があり、世界で活躍している選手の多くがアヤックス出身だったりしますよね。
そしてやっぱり有力な選手と言えば背番号10!
アヤックスの10番を背負った選手は誰がいるのでしょうか?
歴代で振り返ってみたいと思いますよ。
その中でも特に気になる数名をピックアップ!
更には現在の10番と、次の10番は誰になるのか…その辺りも見ていきましょう。
Contents
アヤックスの背番号10を歴代で紹介!
シーズン | 名前 | 生年月日 | 国籍 |
1994-95 | ヤリ・リトマネン | 1971.02.20 | フィンランド |
1995-96 | |||
1996-97 | |||
1997-98 | |||
1998-99 | |||
1999-00 | ブライアン・ラウドルップ | 1969.02.22 | デンマーク |
2000-01 | リヒャルド・ノッパー | 1977.08.29 | オランダ |
2001-02 | |||
2002-03 | スティーヴン・ピーナール | 1982.03.17 | 南アフリカ |
2003-04 | ラファエル・ファン・デル・ファールト | 1983.02.11 | オランダ |
2004-05 | |||
2005-06 | スティーヴン・ピーナール | 1982.03.17 | 南アフリカ |
2006-07 | ヴェスレイ・スナイデル | 1984.06.09 | オランダ |
2007-08 | アルベルト・ルケ | 1978.03.11 | スペイン |
2008-09 | ミラレム・スレイマニ | 1988.12.05 | セルビア |
2009-10 | |||
2010-11 | シーム・デ・ヨング | 1989.01.28 | オランダ |
2011-12 | |||
2012-13 | |||
2013-14 | |||
2014-15 | デイヴィ・クラーセン | 1993.02.11 | オランダ |
2015-16 | |||
2016-17 | |||
2017-18 | ハキム・ツィエク | 1993.03.19 | モロッコ |
2018-19 | ドゥシャン・タディッチ | 1988.11.20 | セルビア |
2019-20 |
オランダのエールディビジでは…どうやら1970年代には背番号が固定制になっていたようですね。
今では当たり前のことですが、これは当時としては非常に画期的なシステムでした。
当時はスタメン選手に1~11までを割り当て、ベンチ入りの選手に12~の背番号を割り当てるというものでしたね。
ヨーロッパで背番号が固定制になったのは1990年代半ばから。
アヤックスも固定制を採用しつつも、完全には固定されていたとも言えないようです。
現在までしっかりと残っているのはヤリ・リトマネンから。
そしてこの頃はチャンピオンズリーグなどでは違う背番号を付ける…なんてことも多かった時代です。
(チャンピオンズリーグでは、スタメンに1~11を割り当て)
1995年にはマルタイン・ルーゼルが、1996年にはパトリック・クライファートが10番を付けていたこともあるようですよ。
リトマネンはデニス・ベルカンプの10番を引き継いだ…なんて書かれているサイトもありますが…ベルカンプって10番付けてましたっけ?
個人的にはアヤックスでは14のイメージが強いです。
もちろんアーセナルでは10でしたが…。
ヤリ・リトマネン
アヤックス史上最高の10番の呼び声高い選手。
フィンランド代表の最多出場記録と、最多得点記録を持つフィンランドの英雄です。
1992-93シーズンにアヤックスに加入し、1年目はデニス・ベルカンプの控えといった状況でした。
しかし94-95シーズンにリーグ得点王を獲得し、更にはチャンピオンズリーグで6得点を挙げアヤックスの優勝に貢献。
不遇のバルセロナ、リヴァプール時代を経て2002-03シーズンにアヤックスに復帰。
復帰後は20番を付け、2004年まで在籍していますね。
ラファエル・ファン・デル・ファールト
アヤックスのユース出身で、17歳でトップチームデビュー。
高い技術力とキックの精度、豊富な運動量が武器の選手です。
1999-00シーズンにデビューし、その時の背番号は43番。
2000-2003年までは23番を背負い、2003-04から2005年の退団まで10番を背負っています。
2003-04シーズンはキャプテンも務めていますね。
その後はハンブルガーSV、レアル・マドリードなどで活躍し、オランダ代表でも活躍しています。
ヴェスレイ・スナイデル
キックの精度が非常に高い司令塔。
10番という背番号が非常に似合うタイプの選手ですね。
インテル時代に長友佑都選手のチームメイトだったことや、その時の活躍ぶりが凄まじかったために…インテルの印象が強い方も多いのではないでしょうか?
アヤックスのユース出身で、2002-03シーズンにデビューしています。
デビュー時は15番を付け、2003-06シーズンまでは18番を付けています。
アヤックス最後の年となる2006-07シーズンに10番を背負っていますね。
卓越したパスセンスはもちろん、パンチのあるミドルシュートが素晴らしい選手です。
現在の背番号10はドゥシャン・タディッチ
2018-19シーズンより、背番号10を背負うのはセルビアのドゥシャン・タディッチですね。
アヤックス加入前にはサウサンプトンで、日本代表の吉田麻也選手の同僚だっただけに…馴染みのある方も多いかと。
2018-19シーズンには、アヤックスはユベントスを撃破しチャンピオンズリーグでベスト4に進出しています。
その前にはレアル・マドリードを撃破していますが、間違いなく躍進の立役者はこの選手。
どうしても若手が多いクラブだけに、飛躍が期待される若手に注目が集まりがち。
そんな若手を引っ張っていけるベテランとしても重要な選手ですね。
アヤックスのクリスティアーノ・ロナウドといった選手です。
アヤックスの次の10番は誰になる?
アヤックスの時期10番ですが…これは非常に難しいですね。
というのも現在のタディッチが2018年6月に4年契約を結んでいるんです。
となると、何もなければ2021-22シーズンまではアヤックスに在籍することになります。
そして今の大活躍具合を見ると…何かやらかさない限りは10番剥奪なんてこともないでしょう。
2019年4月現在、30歳という年齢を考えると他の強豪クラブからのオファー…というのもあまり現実的ではないかと。
そう考えると2021-22まではタディッチが10番を付け続けることになりそうです。
ここで契約を延長するのか…それはわかりませんが、仮に退団や引退となったとしても…4年後のチームの中心選手を予想するのは難しいです。
特にアヤックスは有望な若手が出ては、強豪に売却して…というチームですし。
この辺りはまた状況が変わったら書いてみたいと思いますよ。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
アヤックスの歴代10番を本文内でまとめ
現在はセルビアのタディッチ
時期10番は…しばらく変わらない?
アヤックスの10番と聞いて、誰の顔が思い浮かびましたか?
個人的にはファン・デル・ファールトなのですが、こうやって見ると2シーズンなんですね。
データをまとめるとこういうことがわかって面白いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。