冬の風物詩と言えば高校サッカー選手権!
第102回大会は、2023年12月28日より開幕し、2024年1月8日に決勝となります。
そんな今大会で、要注目してほしい選手を紹介しますよ!
正直紹介したい選手はたくさんいるのですが、個人的に特に気になる選手を20名ほどポジション別に紹介します。
(同じ高校に偏らないように…というチョイスをしたので、泣く泣く書かなかった選手も多いです)
プロのスカウトも注目していたり、既にプロ入りが決まっていたりと…やはりレベルが違うなと思う選手が何人もいます!
今回の選手権だけでなく、大学サッカーやJリーグでの活躍も期待出来そうな選手ばかり。
今回の記事では、第102回高校サッカー選手権に出場するチームの中から選んでいます。
惜しくも全国への切符を逃した学校の選手は選出していないのでご了承願います。
既にプロ入りが決まっている選手はこちらの記事が詳しいですよ。
第102回高校サッカー選手権の注目選手20選!
各都道府県の代表校も決まり、既に日程も発表済みとなっている第102回高校サッカー選手権大会です。
出場48校、全1,440名の選手が参加するわけですが…特に気になる選手を独断と偏見で選んでみました!
各ポジションごとに見ていきましょう。
ちなみに大会の日程や出場校情報はこちらの記事をどうぞ。
FW
山本吟侍 高川学園(山口)3年
高川学園のエース。
U-17日本代表にも選出されている選手で、非常に技術力の高いプレーを見せてくれる選手です。
技術力が高いおかげか、非常にプレーの幅が広い印象があるのも特徴。
アイディアも豊富でボールを持ったら次に何をしてくるのか予想が付かないタイプですね。
郡司璃来 市立船橋(千葉)3年
市立船橋のエース。
U-18日本代表に選出されている選手で、昨年度は2年生ながら背番号10を背負いエースとして活躍した選手です。
シュートセンス、技術力にアイディアと、全てを高水準で兼ね備えたゴール量産機。
間違いなく今大会屈指のCFとなるでしょう。
卒業後は清水エスパルスへの入団が内定しています。
神田奏真 静岡学園(静岡)3年
静岡学園のストライカー。
U-18日本代表に選出されている選手で、身体能力の高さが特徴の選手です。
ポストプレーの能力が高く、多少難しいボールでも収めてシュートに持ち込めるのが特徴でしょう。
静岡予選は怪我により登録外となっていましたが、全国大会には復帰予定。
卒業後は川崎フロンターレへの入団が内定しています。
髙谷遼太 堀越(東京A)3年
堀越のエース。
2年前に堀越が選手権に出場した際に、1年生にもかかわらずメンバー入りした選手です。
そしてその時も、今年度も東京都大会決勝でゴールを決めるという「持っている選手」ですね。
タイプとしては前線からの守備意識の高さが特徴で、ポストプレーを得意としています。
笠原颯太 徳島市立(徳島)3年
徳島市立のサイドアタッカー。
この冬は左サイドでプレーしていますが、夏には右サイドでプレーしていたように両サイドを高い水準でこなせる選手です。
豊富な運動量とスピードを武器に、縦への仕掛けからチャンスを演出。
中央でもプレーできるように、得点力も兼ね備えた選手です。
碇明日麻 大津(熊本)3年
大津の主将。
今回FWで紹介しますが本職は恐らくボランチで、県大会を見ると本大会でもMF登録になるでしょうか?
昨年度はCBでプレーしており、今年度はFWでの起用が多いですが…どこで起用されるのかも注目になるでしょう。
プレー可能なポジションの多さからもわかるように、サッカー選手として総合的に能力が高いのが特徴。
卒業後は水戸ホーリーホックへの入団が内定しています。
MF
髙田優 静岡学園(静岡)3年
静岡学園の10番を背負う選手。
MF登録でトップ下やセカンドストライカー的な役割を担う選手です。
縦関係で4-4-1-1のトップ下や4-4-2で2トップの一角に入ることが多いですね。
高い技術力と判断力が特徴で、どちらかと言えばチャンスを作り出し周囲を活かすタイプでしょうか。
片岡空良 四日市中央工業(三重)3年
四中工の主将を務める選手。
いわゆるボックストゥボックスの選手で、とにかく走れるのが特徴です。
技術力もしっかりしており、密集した中盤でも簡単にボールを失わず攻撃のスイッチを入れる役割を担っています。
スイッチを自ら入れ、最後まで衰えない走力でしっかりとゴール前にも顔を出すのが特徴。
安斎悠人 尚志(福島)3年
尚志のサイドアタッカー。
U-19日本代表に選出されている選手で、圧倒的なスピードで左サイドを切り裂く選手です。
縦に切り込んでクロス、カットインからシュートと、どちらも遜色なくこなすためにDFは対応が難しいですね。
仲田堅心 米子北(鳥取)3年
米子北の司令塔。
本職としては恐らくトップ下やシャドーストライカーと思われる、攻撃時のアイディアが豊富な選手です。
米子北ではボランチでプレーし、攻守の繋ぎ役としてボールを回しながらチャンスを作り出す役割を担います。
しかしチャンス時にはゴール前まで入り込んで決定機に絡む選手ですね。
昆野翔太 遠野(岩手)3年
遠野の10番を背負う選手。
1年生の頃からコンスタントに出場しており、守備力の高さを活かした守備的MFです。
ゲームを読み狙いすましたインターセプトを見せてくれる選手ですが、攻撃面でも違いを作れる選手ですね。
吉兼伶真 帝京大可児(岐阜)3年
帝京大可児の心臓。
中盤の底で攻守に貢献するタイプですが、どちらかと言えば攻撃の方が得意でしょうか?
密集でも簡単に失わず中盤でしっかりボールをさばける選手ですが、機を見て自分で持ち上がることも。
※「吉」の字は「士」ではなく「土」のようですが、環境依存文字で正しく表示されない場合があるため「吉」で表記
DF
山本虎 青森山田(青森)3年
青森山田の主将を務めるCB。
U-17日本代表にも選出されている選手で、正確なロングフィードを武器とする選手です。
現代サッカーではCBにもフィード力を求められますが、正確なキックを持っているのが特徴ですね。
もちろん守備能力も高く、特に空中戦での競り合いが強いです。
金山耀太 近江(滋賀)3年
近江の主将を務める選手。
3バックの際には左のCBとして、4バックの時にはボランチでの出場が多いでしょうか。
積極的な攻撃参加を得意としており、最終ラインからドリブルで持ち上がる姿が印象的な選手です。
西口大稀 立正大淞南(島根)3年
立正大淞南の主将を務めるCBです。
昨年度は左のSBでプレーしていましたが、今年度はCBでプレー。
決して大きくないものの、ポジショニングとタイミングで競り勝つヘディングが持ち味の選手です。
このヘディングの強さはセットプレーでも活かされます。
藤井葉大 飯塚(福岡)3年
飯塚高校の主将を務める左SB。
U-16日本代表にも選出されており、守備では対人の強さと空中戦の強さが特徴の選手です。
攻撃面では迫力のある攻撃参加が持ち味であり、精度の非常に高い左足から繰り出されるロングボールは素晴らしいの一言。
ピッチを斜めに横切るようなロングフィードが本当に素晴らしい選手ですが、走力を活かしたオーバーラップも見どころです。
卒業後はファジアーノ岡山への入団が内定しています。
田中佑磨 佐賀東(佐賀)2年
佐賀東の右サイドバック。
右のサイドバックや3CBの右側でプレーする選手ですが、ボランチでもプレーすることがある選手です。
精度の高いキックと、推進力のある攻撃参加が魅力の選手。
田辺幸久 大津(熊本)3年
大津の左サイドバック。
U-17日本代表にも選出されており、対人守備の強さに定評のある選手です。
元々はFWだったそうで、攻撃時には前への推進力が素晴らしい選手ですね。
縦への突破からのクロスも非常に良く、世代屈指のサイドバックでしょう。
GK
雨野颯真 前橋育英(群馬)3年
前橋育英の主将であり守護神。
恐らく今大会No.1ゴールキーパーは彼では無いでしょうか?
安定感の高さが持ち味で最後尾から落ち着きのあるプレーを見せてくれます。
攻撃時にも精度の高いロングキックで一気に展開を変えられるのが特徴。
中村圭佑 静岡学園(静岡)3年
静岡学園の主将であり守護神。
U-18日本代表に選出されている選手で、こちらも世代屈指のゴールキーパーです。
平均点の高い選手でしたが、今年度は「それを取るのか!」というビッグセーブが多く見られるのも特徴。
足元の技術にも定評がある選手です。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
第102回高校サッカー選手権の注目選手をポジション別に20名紹介
他にも紹介したい選手はたくさんいるのですが…今回は20名を紹介させて頂きました。
選手権に出場する高校の注目選手は、各高校のページでも紹介しています。
そちらも合わせてどうぞ!
最後までお読み頂き、ありがとうございます。