ベッカムのポジションはどこが適正?システムと戦術の重要性がわかるレアル時代!

※当サイトはプロモーション広告を利用しています。

 

史上最高のキック精度とも言われるデビッド・ベッカムです。

見た目とキックからは考えられないくらい、献身的で泥臭さのあるイングランドらしい選手でしたよね。

そんな彼の適正ポジションは果たしてどこだったのでしょうか?

クラブや代表ではサイドハーフやボランチなどで使われていましたが…正直レアル時代はあまり輝かなかった印象が。

なぜレアル時代はいまいちだったのか、ベッカムを最大限活かすためにはどういったシステムや戦術を取れば良いのか。

素人が色々と考えてみることにしますよ。

スポンサーリンク

ベッカムの適正ポジションはどこ?

ベッカムの適正ポジションですが、間違いなく右サイドハーフでしょう。

それもマンチェスターユナイテッド時代やイングランド代表の時のように、4-4-2が良いかと思います。

やはり最大の特徴と言えばピンポイントで蹴れる中長距離の浮き球の質の高さ。

クロスやサイドチェンジが持ち味ですよね。

それ以外は失礼な言葉かもしれませんが…献身的に走れる地味なタイプだったかと。

ドリブルがうまいわけでも、爆発的なスピードでサイドを切り裂けるわけでもなかったですが、やはりここが1番適性のポジションではないでしょうかね?

後ほどシステムでも触れたいと思いますが、マンU時代は左サイドがライアン・ギグスという生粋のドリブラーがいたことも大きいです。

なので右サイドはクロッサーに徹することが出来たとも言えるかもしれませんね。

スポンサーリンク

ベッカムがレアル時代に輝かなかった最大の理由!

レアル時代に輝けなかった最大の理由は、システムが合わなかったからでしょう。

ギャラクティコ…スター選手を集めて銀河系軍団とも呼ばれていたレアルには守備が出来る選手がいなかったのが大きいですね。

ある意味では最大の失敗は、前年にマケレレを放出してしまったことでしょうか…。

右サイドにはフィーゴがいたために、ベッカムはレアル時代は主にボランチとして使われています。

確かにあのキックの精度を考えれば、ボランチでもかなり活かすことが出来るでしょう。

ですが…非常にモーションの大きなキックに決して広いとは言えない視野。

更には左足の使えなさと、短いパス交換の出来なさが致命的だったと言えそうです。

ダブルボランチの相方がマケレレのように守備能力が高い選手であれば、話は違ってくるんですけどね。

ミラン時代のピルロとガットゥーゾのような関係が作れれば、ボランチベッカムも活きたかもしれません。

ですが当時の相方はエルゲラやグティ。

どちらも良い選手ですが、攻撃的な選手であったために…運動量のあるベッカムが守備に追われるシーンが目立った印象です。

走れるので守備が出来る印象もありますが、決してベッカムは守備が上手い選手ではなかったと思います。

むしろディフェンステクニックの不足を運動量で補うタイプだったのではないでしょうか?

この辺りが良さが出せずに、あまり輝けなかったレアルでのボランチ時代かと思います。

スポンサーリンク

ベッカムを最大限活かすためのシステムは?

ベッカムを最大限活かすためには、やはりマンUが参考になるかと思いますよ。

4-4-2の右サイドハーフに配置し、サイドバックにはオーバーラップで積極的に追い抜いていく選手が欲しいところ。

これはベッカムの突破力の無さを補うためですね。

ベッカムをサイドバックが追い抜くことで数的有利や、ボールへのプレッシャーが減り、彼のキック精度が活かせるようになります。

ベッカムのクロスの基本は、相手が寄せ切る前に放るアーリークロスがメインでしたよね。

フリーでボールを受ける瞬間をどれだけ増やせるかが、彼を中心にした時のチームのポイントとなるのではないでしょうか?

右サイドバックはガリー・ネビルが務めていましたが、まさに適任だったと言えそうです。

そして左のサイドハーフは先ほども紹介したように、突破力の優れるドリブラーが欲しいところ。

ギグスは最適でしたね。

センターにはゲームを作れるベロンと、より個人技がうまいスコールズの組み合わせというのも非常に良いです。

2トップもファンニステルローイとロイ・キーンという組み合わせが多かったですが、相性が良かったですね。

スター選手を並べれば良いサッカーが出来るわけではなく、選手の特徴とチームの戦術をしっかりとすり合わせる必要があるというのがよくわかります。

レアルに話を戻すと…フィーゴがいるのにベッカムを獲得した段階で既に間違いであったと。

どちらかが控えという贅沢な使い方なら、システム上は問題なかったかもしれませんが…。

事実フィーゴの代わりに右SMFで出ている試合や、フィーゴ退団後は輝いていましたからね。

スポンサーリンク

まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

ベッカムの適正ポジションは4-4-2の右サイドハーフ

レアル時代はプレースタイルと戦術が合わない

輝かせるにはマンU時代がお手本か

ポジションや戦術で選手が輝いたり輝かなかったり、サッカーって本当に面白いですよね。

献身的な選手なので、どこのポジションでもそれなりの活躍をしたとは思いますが…正直使いにくい選手だったと思います。

ですが短所を補うほどに右足の精度が素晴らしい選手でしたよね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

スポンサーリンク