兼ねてからビッグクラブ行きの噂はあったものの、ナポリが決して手放さなかったカリドゥ・クリバリ。
ついにナポリの会長が移籍を容認したと言われ、シーズン終了後に移籍の噂が出ています。
今シーズンは怪我もあり少し出場機会を減らしていたとはいえ、世界でも屈指のセンターバックと言える存在。
欲しがるクラブは多いようで、まさに争奪戦となりそうな予感です。
現状ではマンチェスターの2クラブが一歩リードと言われているようですが…どうなるでしょうか。
果たして新たな移籍先はどこになるのでしょうか?
現状や様々な噂などから、移籍先を予想してみたいと思います!
Contents
クリバリの移籍先予想【2020夏】
クリバリの移籍の現状を簡単におさらい!
まずはクリバリの現状ですが、所属チームはイタリアのSSCナポリ。
2014年7月1日にKRCヘンクから5年契約で加入しています。
その後は2018年9月に契約を更新し、現在の契約は2023年6月30日までとなっています。
つまりあと3年ということですね。
これまでにも移籍の噂はあったものの、デ・ラウレンティス会長が売らなかったと言われる選手。
今夏はクリバリ本人から移籍の願いが出たという話もあるそうで、売却を容認したとも言われています。
ナポリとしては昨夏にローマからコスタス・マラノスを獲得。
タイプ的にはクリバリと似たストッパータイプということもあり、クリバリの後釜を確保したとも言える状態。
更には今冬にはヴェローナからアミル・ラフマニの加入も確定(加入は今夏)したと報じられています。
このように見ると売却も止む無しとしていると思われますが…まだ契約が3年残っていますしデ・ラウレンティス会長なので安売りはしないでしょう。
移籍金に関しては後ほど詳しく紹介しますが、妥協して売却となるのか…設定額に満たなければ残留で良しとするのか…。
クリバリの移籍先候補【マンチェスター・ユナイテッド】
移籍の噂としては、まずはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍説。
ユナイテッドのセンターバックと言うと、マグワイアが大黒柱として君臨。
相方はリンデロフが多かったでしょうか。
序列としては2番手にバイリーがくるのかと思いますが、怪我による長期離脱から完全復活なるかといったところ。
更にはジョーンズにトゥアンゼベと枚数は揃っているので、クリバリ獲得となれば人員整理もあるかもしれませんね。
しかしクリバリ加入となればマグワイアとコンビを組むことになり、そこにバイリーが控えるという理想的なラインナップとも言えるでしょうか。
スールシャール監督も獲得に前向きと報じられていますね。
クリバリの移籍先候補【マンチェスター・シティ】
続いては同じくイングランドのマンチェスター・シティへの移籍説。
ここは何と言ってもFFP違反の制裁がどうなるか…。
一応2年間の欧州カップ戦の出場停止と発表されていますが、マンチェスター・シティが控訴したため最終決着はお預けになった状態。
例えば2年間が1年になる…などの軽減の可能性はあるものの、ペナルティが無くなるとは思い難いだけに移籍を望む選手は少ないでしょう。
逆にシティを出たいと思う選手は多いとされ、CBですとジョン・ストーンズが退団濃厚と言われていますね。
オタメンディの動向も不透明ですし、ワールドクラスのCBの補強はしたいところ。
グアルディオラ監督もクリバリを高く評価していると報じられていますが、チャンピオンズリーグに出れない(可能性が高い)というのがクリバリにとっては魅力減でしょう。
クリバリの移籍先候補【チェルシー】
続いては同じくイングランドのチェルシーへの移籍説。
チェルシーはGKも含めて守備陣の大刷新となるでしょうか。
ハッキリ言ってしまうと大黒柱となるCBがいない状況…。
ズマとリュディガー、トモリ、クリステンセンといった顔ぶれですが、ワールドクラスの頼りになる選手が欲しいところ。
ディフェンス陣を牽引する経験豊富かつ、能力の高いCBということでクリバリは適任と言えそうですね。
また昨夏には補強禁止処分があり、解禁となった今冬にも動かなかっただけにある程度の予算はあると見られています。
今夏の補強ポイントにしっかりと予算を使ってくるのではないでしょうか。
クリバリの移籍先候補【トッテナム】
続いても同じくイングランドのトッテナムへの移籍説。
ここもCBはかなり補強ポイントと言える状態でしょう。
守備陣が脆さを見せており、守り切れないシーンも多い印象があります。
モウリーニョ監督はマンチェスター・ユナイテッド時代からクリバリの動向をチェックしていたとも言われており、補強の第一候補と言えそうです。
しかしなかなか高額な値段が報じられる移籍金を捻出出来るかどうか…。
クラブの予算規模を考えると、なかなか厳しいようにも思いますね。
クリバリの移籍先候補【エバートン】
続いても同じくイングランドのエバートンへの移籍説。
ここも予算規模を考えると難しい気がします。
失礼ながらワールドクラスの選手が取れるクラブ…とは言えないでしょう。
好材料は監督がアンチェロッティということ。
ナポリ時代にはクリバリを指導しただけに、すぐにフィットする可能性が高いかと。
しかし逆に言うとそれしか無い…とも言えるかもしれませんね。
クリバリの移籍先候補【パリ・サンジェルマン】
続いてはフランスのパリ・サンジェルマンへの移籍説。
ここのCBと言うと、大黒柱のチアゴ・シウバの動向が不透明ですね。
退団濃厚とも言われるだけに、次の要となる選手が欲しいところ。
しかし陣容としてはマルキーニョスが非常に良いプレーを見せており、更にはキンペンベとディアロがいる状態。
更には右SBと兼任のケーラーもいますね。
クリバリが取れるなら当然欲しいと言えるでしょうが、慌てて補強するポイントでもないかと。
というよりは、前線をなんとかしないといけない状態に陥る可能性が高いですね。
クリバリの移籍金はいくら?
クリバリの移籍金ですが、1億ユーロ(約125億円)に設定と報じられています。
ただしコロナの影響もあり、8,500万~9,000万ユーロ(約106億円~113億円)に下げたとも言われています。
また、最終的には今夏の移籍で7,000万~8,000万ユーロ(約88億円~100億円)程度に落ち着くのではないか、といった報道も出ています。
市場価値としては5,600万ユーロ(約70億円)程度とされていますね。
それだけに、これだけの金額を出すクラブが現れるかどうか…というのがポイントになりそうです。
クリバリも既に28歳、まもなく29歳となるだけに…正直高い価格設定と言えるでしょう。
少なくとも8,000万ユーロ程度のオファーが無ければ売らないのか、それとも妥当な6,000万ユーロ程度でも売却するのか…この辺りが注目ですね。
しかし残り3年という契約期間を考えると、売れなければ残留させても良しと考えているような気もします。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
クリバリの移籍先を予想してみた
移籍となるならマンUか?
なかなか現状では予想が難しい状態です。
移籍となるならマンUの可能性が高いでしょうか?
ナポリ会長が値下げしなければ残留となる可能性も高そうです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。