世界最高のストライカーでありますが、プレー以外の言動でも話題になることが多いイブラヒモビッチ。
俺様全開な性格から、王様だとか悪童だとか言われていますね。
それだけに、残した名言も数知れず。
ビッグマウスでありつつも、しっかりと結果を残している辺りが凄い選手ですよね。
自らを神にも例えることのあるこの男。
中でも特に印象深い名言を5つ紹介します!
Contents
イブラヒモビッチの名言・格言5選!
1つ確かなことは、俺のいないW杯なんて見る価値がない
2014年のブラジルワールドカップに向けての、欧州予選プレーオフ後の発言ですね。
ポルトガルとのプレーオフに、トータルスコア2-4で敗れ…スウェーデンはワールドカップ出場を逃すことに。
イブラヒモビッチ以前にはヘンリク・ラーションなど、世界的な選手もいるスウェーデンですが…やはりいつの時代も欧州の中堅チームというのは否めません。
ワールドカップも出れたり出れなかったり…という国でしたよね。
この時のプレーオフでは自身が2ゴールを挙げているだけに、色々な想いもあったでしょう。
世界最高のサッカー選手という自負もあるだけに、そんな自分が参加出来ないワールドカップなど価値が無い…ということでしょうね。
ちなみに余談ですが、名前からも想像が出来るかと思いますが…彼のルーツはバルカン半島。
ボスニア・ヘルツェゴビナがルーツとなっており、スウェーデンに移住した両親から生まれているんですね。
スウェーデン生まれのスウェーデン国籍ではありますが、スウェーデン人の血は引いていないようです。
カリューがサッカーでできることなんて、俺はオレンジでもできるよ
元ノルウェー代表FWである、ヨン・カリューに批判された時の言葉ですね。
ちなみにこの時のカリューの言葉は「無意味なプレーが多い」だったようで…。
更にはこの発言に対して記者が「じゃあ見せてくれよ」と頼んだところ、「食ったほうがうまいぞ。ビタミンCも取れる」という切り替えしを見せたようです。
恐らくイブラヒモビッチくらいテクニックがあれば、オレンジを使ってちょっとしたテクニックを見せることは可能だったでしょう。
それをユニークな切り替えしで笑いを取ったのは…余裕の表れか?
ちなみに海外では結構オレンジにまつわる話は多いんですね。
今で言うフリースタイルみたいなリフティングテクニックを、オレンジで行う人は昔から多かったようです。
路上でパフォーマンスを見せてチップをもらったり、なんて時にオレンジでリフティングをしていたそうですね。
これまた余談ですが、オレンジで有名な言葉と言えば元UEFAの会長であるミシェル・プラティニの言葉。
「ジダンがサッカーボールを使って出来ることを、マラドーナならオレンジでやってしまう」
イブラヒモビッチの発言はこれのオマージュだったのか?
それとも、オレンジでパフォーマンスをするというのが根付いているだけなのか…。
ズラタンはオークションを受け付けていない
スウェーデンのマルメというクラブに所属していた際に、アーセナルからトライアウトの誘いを受けた時の言葉と言われています。
何が凄いって…まだスウェーデン国内の若手だった時の発言なんですよね。
イブラヒモビッチは1999年にスウェーデンのマルメでプロキャリアをスタート。
そしてそのシーズンにチームは2部降格しています。
そのため主力の売却を行い、それがあったためにイブラヒモビッチは翌2000-2001シーズンにレギュラーを確保。
26試合12得点の活躍で1部昇格に貢献しています。
この段階…敢えて失礼な言い方をすれば欧州の主要リーグとも言えないスウェーデンで、しかも2部でちょっと活躍したくらいでこの発言なんです。
それだけ自分の能力を信じていたんでしょうね。
余談としては、アーセナルから正式なオファーがあったものの(ヴェンゲル監督自らの熱心な誘いだったそうな)…オランダのアヤックスにチーム史上最高額となる金額で移籍となりました。
その後はアヤックス、ユーヴェ、インテル、バルサ、ミランと移り歩くものの、8年連続となるリーグ優勝で優勝請負人なんて呼ばれるようにも。
発言自体も凄いですが、実績もそこそこな若手の段階で…というのが本当に凄いです。
世界には、誰にも応援されない名前がある
パリ・サンジェルマンでの試合での出来事です。
イエローカードが掲示されることがわかっていながら、得点後にユニフォームを脱ぎ自らの体に書かれたメッセージを見せます。
そこには消えるタトゥーで、50人の子供たちの名前が書かれていました。
これは世界の餓死問題を訴えるもので、本当は餓死と戦う8億を超える子供達の名前を入れたかったそうです。
世界のリーダー達に、餓死問題を真剣に考えてほしいというメッセージでしたね。
自身もチャリティーなどに積極的に参加しており、意外な一面とも言えるかもしれません。
自分が1番という王様発言が多い選手ですが、単純に不器用で真っすぐなだけのようにも…。
王としてここにやってきて、レジェンドとして去ることになる
パリ・サンジェルマンを退団する時の言葉ですね。
2012年7月にACミランからパリ・サンジェルマンへ加入。
計4シーズン在籍したことになりますが、この間にリーグ4連覇を達成。
しかも…イブラヒモビッチが来る前のパリ・サンジェルマンのリーグ優勝は…19シーズン遡ることになりますので、まさにイブラが優勝させたと言っても過言ではないでしょう。
年間MVPを3回受賞、獲得タイトルは計11個。
更には178試合出場で152ゴールという大活躍をしただけに、この言葉も納得です。
王としてやってきて、一騎当千の活躍を見せクラブの伝説にその名を刻んだといって間違いないでしょう。
居心地も非常に良かったようで「また戻ってくる」という発言もしているようですが…果たしてどうなるでしょう?
引退も見えてきている年齢だけに、個人的には選手として戻ってくることはないかなと思います。
引退後にパリ・サンジェルマンで何か…というのは十分に考えられそうですね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
イブラヒモビッチの名言を激選して5つ紹介しました。
イブラ節とも言われる俺様発言で、悪い意味で話題になることも多いですが…この選手が言うなら仕方ない…と思わせるところもありますね。
彼が言うなら許される…的な。
それでいながらチャリティにも関わったりと、意外な一面も見れたのではないでしょうか?
最後までお読み頂き、ありがとうございます。