世界最高峰のテクニックと、独創的な発想から繰り広げられる魅力的なプレー。
それこそがロナウジーニョの魅力ですよね。
全盛期は本当に誰も止められない、どんなに強いチームが相手でもサッカーで遊んでいるといった印象を持つ選手。
楽しそうにサッカーをやる姿が特徴的な天才でした。
FIFA最優秀選手賞を受賞したりと、当時最高峰の選手だったわけですが…全盛期が短かった印象がないでしょうか?
いったいいつ頃が全盛期だったのか、輝きが短かったのはなぜなのか、気になるところ。
そして短いながらも、最大限輝いていた時は本当にヤバいの一言。
改めてプレーを振り返ってみたいと思いますよ。
ロナウジーニョのプロフィール!
ロナウジーニョの全盛期っていつ頃?
ロナウジーニョの全盛期ですが、やはりバルセロナ時代でしょう。
2003年から2008年までバルサでプレーしていますが、その中でも2003-2005の2シーズンがハイライトと言えるでしょうか?
バルサでは当初トップ下として出場していましたが、2003-2004シーズン途中に4-3-3にシステム変更。
その後は3トップの左側が定位置となりました。
サイドに流れたことでスペースが出来たことで、ロナウジーニョのテクニックが活きるようになった印象がありましたね。
この年の活躍もあり、2004年12月にはFIFA最優秀選手賞を受賞。
2004-2005シーズンは悲願のリーグ優勝を達成し、その年の活躍が評価され2005年にはFIFPro年間最優秀選手賞とUEFA年間最優秀選手賞を受賞しています。
2005年は2年連続でFIFA最優秀選手賞を受賞していますし、まさにこの2シーズンが全盛期と言えるかと。
2002年の優勝したワールドカップの時も凄かったですけどね。
2006年のワールドカップは…ブラジル代表自体が低調なパフォーマンスでした…。
しかし、彼の全盛期もピークを過ぎ…下降し始めていたようにも思いますよ。
ロナウジーニョの全盛期が短いのはなぜ?
ロナウジーニョの全盛期が短い理由ですが、あまり練習熱心ではなかったからと言われています。
真相はわかりませんが、当時の報道などを見ていると…あまり熱心に練習をしていた選手ではないようです。
楽しそうにサッカーをやる姿から納得も出来ますが、きっとサッカーだけでなく人生を楽しむことに一生懸命な人だと思います。
サッカー以外にも楽しいことは色々とやりたい、そんな方だったのではないでしょうか?
試合後だけでなく、前日も夜遊びをしていたことが報じられたりしていましたね。
またナイキのCM等々、練習よりもそういったプロモーション活動に熱心になっていったなんて話もあるようです。
2006年辺りからは明らかに体が重そうな状態でしたからね…。
2007-2008シーズンは負傷が多かった印象もありますし、怪我で一足早くシーズンを終えていたかと。
故障が原因でトップフォームに戻れなくなる…という話は色々な選手で聞きますよね。
更には燃え尽き症候群気味だったという話もあるようで、2002年の日韓ワールドカップ優勝、05-06のチャンピオンズリーグ優勝の後はしばらく別人のようだったそうです。
世界最高の選手という評価を得ていましたし、最優秀選手賞や数々のタイトルと、目に見える形で結果を出していたこともあり…モチベーションが落ちていたなんてこともあるかもですね。
しかし、練習嫌いなんて言われながらも…本当にとんでもないパフォーマンスを見せていたのが驚きです。
ロナウジーニョの全盛期がヤバ過ぎる!
ロナウジーニョの全盛期は本当にヤバいという言葉しか出ませんね。
今の若い世代の方は見たことが無いかもしれませんが…本当に素晴らしい選手でした。
プレースタイルも凄さの質も全く違いますが、現在のメッシやクリスティアーノ・ロナウドクラスの選手…もしくはそれ以上と言えそうです。
CMでも使われていましたが、ナイキのこの動画がテクニックのヤバさを理解するには良いかと。
4連続でクロスバーにボールを当てており、合成映像説も出るレベルのプレーです。
真相はわかりませんが、本人とナイキは合成を否定していますよ。
ナイキと言えば…小野伸二選手のCMもとんでもなかったですね。
話をロナウジーニョに戻しまして、全盛期の凄さがわかるのはこの動画でしょう。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
ロナウジーニョの全盛期は2003-2005の2シーズン
全盛期が短かったのは練習しなかったから?
全盛期のヤバさは動画で確認
しかし本当にボールタッチが柔らかく、足に吸い付いているかのようですよね。
基本的に右足でのタッチがほとんどですが、左足もしっかり蹴れた辺りがまた凄い。
彼の凄さが1番わかるのは、レアル・マドリードとのエル・クラシコでのエピソードでしょうか?
試合を決定づける2点目を決めた際には、敵地サンティアゴ・ベルナベウのファン(レアルファン)からスタンディング・オベーションが贈られています。
ライバルチームのエースにも関わらず…称賛せざるを得ないようなプレーを見せつけたということの証明ですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。