イタリアの強豪で世界的にも人気の高い、ACミラン。
日本でも昔から人気の高いクラブですよね。
近年は本田圭佑選手も在籍したために、特に大人気と言えそうです。
そんな名門であるミランの10番を背負った選手は誰がいるのでしょうか?
リベラ、フリット、サビチェビッチ…さらにはボバン、ルイ・コスタ…一流の選手ばかりですよね。
歴代で振り返ってみたいと思いますよ。
その中でも特に気になる選手をピックアップして紹介します。
更には現在の10番と、次の10番は誰になるのか…その辺りも見ていきましょう。
Contents
ACミランの背番号10を歴代で紹介!
シーズン | 名前 | 生年月日 | 国籍 |
1995-96 | デヤン・サビチェビッチ | 1966.09.15 | モンテネグロ |
1996-97 | |||
1997-98 | |||
1998-99 | ズボニミール・ボバン | 1968.10.08 | クロアチア |
1999-00 | |||
2000-01 | |||
2001-02 | マヌエル・ルイ・コスタ | 1972.03.29 | ポルトガル |
2002-03 | |||
2003-04 | |||
2004-05 | |||
2005-06 | |||
2006-07 | クラレンス・セードルフ | 1976.04.01 | オランダ |
2007-08 | |||
2008-09 | |||
2009-10 | |||
2010-11 | |||
2011-12 | |||
2012-13 | ケヴィン・プリンス・ボアテング | 1987.03.06 | ガーナ |
2013-14 | ボアテング / 本田圭佑 | ||
2014-15 | 本田圭佑 | 1986.06.13 | 日本 |
2015-16 | |||
2016-17 | |||
2017-18 | ハカン・チャルハノール | 1994.02.08 | トルコ |
2018-19 | |||
2019-20 |
イタリアのセリエAでは、背番号固定制になったのは確か1995-96シーズンですね。
それ以前はスタメン選手に1~11の数字を割り当てていた形でした。
チャンピオンズリーグでは背番号が違う…なんてことも90年代中頃まではありましたね。
固定制になる前のミランの10番と言えば、ジャンニ・リベラやルート・フリットですよね。
ミランの10番は良い選手が多かったので…かなり悩んでこの3人をピックアップです。
ジャンニ・リベラ
1960年代から70年代のミランを支えた英雄です。
1960年にACミランに加入し、1979年にミランで引退していますね。
当時は背番号が固定されていませんが、先発した試合のほとんどで10番を付けてプレーしています。
元祖ファンタジスタといった選手で、後のミランの英雄であるデメトリオ・アルベルティーニはリベラの再来と言われていました。
時代の違いもありますが…守備は全くと言って良いほど貢献せず、ゲームメーカーとして攻撃時のみチームに貢献していました。
魅せるプレーも多く、当時にファンタジスタという言葉は使われていなかったようですが…ファンタジスタの先駆け的な存在でしょう。
デヤン・サビチェビッチ
彼のニックネームはジェーニオと…イタリア語で天才を意味します。
1992年にACミランに加入し、1998年6月に退団していますね。
1年目には9番を付けるシーンもありましたが、背番号が固定される以前から10番を付けることが多かったですね。
背番号固定となる95-96シーズンにはロベルト・バッジョがACミランに加入。
ファンの間ではどちらが10番を付けるかが議論になったそうですが、バッジョが10番は彼の物…と譲ったというエピソードが有名ですね。
好不調の波が激しい印象がありますが、好調時には誰も止められない凄さがありました。
秀でたテクニックと創造性から、素晴らしいドリブルとパスを魅せる選手でしたね。
マヌエル・ルイ・コスタ
マエストロの愛称を持ち、優れたテクニックと広い視野から繰り出される長短の素晴らしいパスが特徴の選手。
キラーパスこそがこの選手の最大の持ち味ですが、本人も高い得点能力を持っていましたね。
(ミランではあまり点を取っていませんが…)
2001年にミランに加入し、退団となる2006年まで10番を付けてプレーしています。
カカの加入もあり、後年はそれほど出番が多くなかったのも事実。
ではありますが、彼はミランかベンフィカのイメージが強いです。
全盛期は恐らくフィオレンティーナ時代なのでしょうが…。
よくそこを見てたな…と思わせるキラーパスが素晴らしい選手です。
現在の背番号10はハカン・チャルハノール
2019-20シーズン現在、背番号10を背負っているのはハカン・チャルハノール。
2017年7月に加入し、本田圭佑選手の退団により空いた10番を付けています。
何と言ってもフリーキックの精度の高さが持ち味です。
ミランでは4-3-3というフォーメーションもあり、ウィングとしてプレーしていますが…突破力に優れたタイプではないです。
本来であればトップ下などの中央で、ゲームを作るタイプかなと。
マークを外したりキープして時間を作るドリブルは上手いですし、キックの精度が高いので中盤で使っても面白い選手かと思います。
ACミランの次の10番は誰になる?
ミランの時期10番ですが…近々変わる可能性が高いと思われます。
現在の10番であるハカン・チャルハノールとの契約は、2021年6月まで。
契約満了まではまだ2年あります。
なのですが…チャルハノールは移籍の噂が結構根強く出ているんですよね。
2018-2019シーズンはセリエAで5位となったACミラン。
大きな収益を見込めるチャンピオンズリーグの出場権を逃すことになっています。
そういった予算面を考えても、2018-19シーズン終了後の主力の売却…という噂は聞かれますね。
その主力の中にチャルハノールも含まれている可能性が高そうです。
※2019年8月21日現在 在籍していますので…このまま今シーズンも在籍か?
となると時期10番は誰になるのか…これはかなり難しいですね。
現状のメンバーですとクシシュトフ・ピョンテク…ですが、彼は9番タイプのプレーヤー。
※2019-2020シーズンは9番となりました
サム・カスティジェホの方が可能性は高いかも…ですかね?
チャルハノール退団となると、新加入の選手に10番を託す…ということになるかもしれません。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
ACミランの歴代10番を本文内でまとめ
現在はトルコのハカン・チャルハノール
時期10番は…近々変わる?
偉大な10番が多かった中で、近年はミラニスタから批判されている10番が多くなってきている印象も。
現在のチャルハノールも決して評価は高くないですしね…。
近年はクラブとしても低迷期ですので…ここらで名門復活となってほしいものです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。